福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

ゲンノショウコ

フウロソウ科
ゲンノショウコ
学会名 Geranium thunbergii Siebold et Zuccarini
生薬名 (局)ゲンノショウコ
薬用部 地上部
利用法 民間薬:下痢止め、整腸、健胃に煎服。 煎じる時間により相反する作用となり、下痢止めには10分以内、 便秘には20〜30分煎じる。
特徴 日本全国に分布し、郊外の畦道や道ばたに自生する多年草。草丈20 〜50cm。8〜11月、茎の上部に紅色、白色の花を咲かせる。花後、槍状の実をつけ、熟すとはじけて傘状に開いて種子を飛ばす。センブリ、ドクダミと共に古くから親しまれている薬草である。九州では白花は少ない。
由来 「現の証拠」「験の証拠」といわれる様に、飲めばたちどころに効果が出るということによる。 別名のミコシグサは、実がはじけた後、御輿のように見えることによる。

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