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福岡で観察できる薬草

ヤマグワ

クワ科
ヤマグワ
学会名 Morus bombycis Koidzumi
中国名
生薬名 根:(局)ソウハクヒ(桑白皮)代用 葉:桑葉 実:桑椹
薬用部 根皮、葉、果実
利用法 民間薬:根皮は、高血圧、糖尿病に煎服。葉は解熱、鎮咳に煎服。果実は滋養強壮に煎服又は酒剤として内服。 漢方薬:五虎湯、王不留行散。
特徴 日本全国及び朝鮮半島、サハリン、南千島に分布し、山野に自生する落葉性小高木。樹高3〜5m。雌雄異株。○局ソウハクヒは中国原産のマクワの根皮である。マクワは蚕の飼料として栽培されている。ヤマグワは葉の鋸歯が尖っており、マクワと区別される。5月頃、淡黄色の小花を穂状に下向きに咲かせる。花後、実は黒紫色に熟す。
由来 クワの名は蚕葉(ユハ)から転じたものとか、食葉(クウハ)であるとかいわれるが、いづれもカイコの食う葉という意味である。

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