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福岡で観察できる薬草

タラノキ

ウコギ科
タラノキ
学会名 Aralia elata (Miq.) Seem.
中国名 遼東楤木
生薬名 楤木皮(ソウボクヒ)
薬用部 樹皮、根皮
利用法 民間薬:糖尿、腎臓、胃潰瘍に煎服。打撲、神経痛、リウマチに浴剤とする。
特徴 北海道から九州及び朝鮮半島、サハリン、中国東北部、アムール、ウスリーに分布し、日当たりの良い山野に自生する落葉性低木。樹高4〜6m。幹は直立し、非常に多くのトゲがあり、葉は巨大な複葉で、枝のように見えるのは葉軸で、一枚の葉のように見えるのが小葉であり、冬に幹の付け根から枯れ落ちるので、枝でないことがわかる。新芽は山菜として利用される。
7〜8月、白色の小花を枝の先端に多数咲かせる。
由来 学名elata は翼状という意味で、タラノキの葉の形に由来している。

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