通 史 昭和45年(1970) 日薬−県薬−市薬
九州薬事新報 昭和45年(1970) 5月10日号

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 福岡市薬剤師会定時総会 斉田和夫氏を会長に

 福岡市薬剤師会(波多江嘉一郎会長)は第二五回定時総会を四月二四日午後一時から三鷹ホールにおいて開会、諸議案を原案通り承認、役員改選は、会長に斉田和夫氏を決定したほか、優良部会の表彰、第一八回還暦祝などを行った。

 総会は藤田副会長司会し波多江会長はあいさつで、福岡市薬は分業問題について市医師会との間に話合いが進行、現在、医師四名から分業受入れのため診療所の近くに保険薬局開設の要望を受けている。われわれとしてはこれらの情勢を認識し、実情に即応、前向きに積極的に取り組まねばならない。と述べ、それより来賓の祝辞に移った。

 佐藤県薬務課長は、業界をとり巻く諸情勢を述べ、薬剤師は技術を以って事に当り、薬剤師ここにありという意気を示して貰いたいとあいさつ、次に四島県薬会長は当面する諸問題について詳細な説明、明年福岡で開会の学術大会、参議院選挙についても物心両面の協力を求めた引続き久保田、加藤両市議会議員の祝辞があり、定款により会長を議長に、ただちに議事に入った。

 会務、事業報告は、会員数四二六名で前年度対比一七名増、部会数二九部会、厚生大臣ほか各種表彰(感謝状を含む)を受けた者二〇名など詳細な報告を承認決算は五、八四二、〇一二円を異議なく承認、新年度会費については、同盟拠出金の納入が悪いため月額一、〇〇〇円の同会費の半額を一般会費に繰り入れ、会費(営業者のみ)年額六、〇〇〇円値上げし、A会費年額二四、〇〇〇円(大型営業者)B会費一九、五〇〇円(薬局、一般販売業)C会費一三、五〇〇円(薬種商、その他)D会費五、三〇〇円(勤務者その他)で予算七、四一七、二〇六円と決定、同盟会費は月額五〇〇円を徴収することとなった。

 新年度の事業計画案は@分業実施対策の推進A薬業経済安定対策とし、分業問題については三師協調をさらに強化、受入強化のためには標識を掲げ、正しい販売姿勢を保持し、各種研修会に参加して資質の向上をはかり、女子薬と協力して潜在女子薬剤師のパートタイム組織を作るなど、積極的に推進することを決め、これに伴う予算の要望については新執行部に申し送ることとして承認決定した。

 次に役員の選出については工藤益夫氏を議長に推し選出に先だち会長並びに副会長は辞意を表明、新役員の選出を希望した。選挙は慣例により会長一名、監事二名を選出、副会長並に理事は会長が指名することとし、七名の選考委員によって別室で選考の結果、会長に現副会長斉田和夫氏の新任を、監事には開局から三根孫一氏を勤務からは後日推せんすることを決定した

 その間、部会の表彰並に還暦祝を行い、優良二一部会には表彰状並びに記念品料を、還暦の左記七氏には記念品をそれぞれ贈呈した。それより同所において懇親会が開催された。

 ▼本年還暦を迎える会員名
岡本弘、三根孫一、西嶋朝喜、樋口泰滋、田中美代、渡辺荒次郎、柴田益実

 九州山口医薬分業実施推進同盟

 国民の薬剤師に望むものは何か。
 われわれ薬剤師は、いかにして国民の要望
 にこたえるか、真剣に考え行動に移ろう。

 福岡県学薬総会 友納会長再選

 福岡県学校薬剤師会(友納英一会長)は第一七回定時総会を四月一七日一〇時半から福岡市町村会館において開会、引続き総会、研究発表を行う予定であったが、学校薬剤師会としては珍らしく出席が悪いため予定を変更、研究発表を行ない、十一時から評議員会と総会を同時に行った。

 評議員会は友納会長あいさつに次いで、来賓県教育庁保健課長、工藤県薬専務理事の祝辞に次いで会長を議長に議事に入り、会員数五四一名、担当校数九七三校、決算約七三万円など説明のあと異議なく承認、新年度事業計画は大体前年通りとし、特に明年開会の学術大会準備に協力、へき地健康対策に協力するなどを決定、会費並に予算もほぼ前年通りと決定した。

 次に任期満了による役員選出については、会則を一部変更(会長一名、副会長二名、監事一名を副会長三名、監事二名に変更)七名の選考委員によって選考の結果、会長並に二名の副会長は重任、副会長一命は内田数彦氏が新たに選出され左記の諸氏に決定した。
▽会長 友納英一
▽副会長 古賀哲弥、河原畑武雄、内田数彦
▽監事 吉柳富雄、新保徳次
なお当日行った研究発表及び体験発表は内容が充実したもので出席者に多大の感銘を与えた。

 ▼研究発表
(1)空気の公害問題について=北九州市学校薬剤師末宗成二氏
(2)大牟田川をめぐる公害問題の現況=大牟田市学校薬剤師水町元治氏
 ▼体験発表
(1)学校薬剤師会久留米支部の歩み=橋本祐一氏
(2)学校薬剤師会甘木支部の現況=吉田忍氏

 柴田氏を会長に 福岡市学薬総会

 福岡市学校薬剤師会は第一五回定時総会を四月二四日の市薬剤師会総会当日午前九時から三鷹ホールにおいて開会した。

 当日内田会長は急病のため欠席であったが、馬場副会長の計らいによりテープによって会長あいさつを行ない、次いで来賓友納県学薬会長並びに波多江市薬会長、松原市教育委員会学校保健係長、久保田市議会議員のあいさつのあと友納氏を議長に推して議事をすすめ、会費は前年通り市立及び私立担当者一校につき二五〇〇円(一一五校)幼稚園その他一校につき一、〇〇〇円(八校)県立高校一校につき五、〇〇〇円(一六校)、予算総額六三六、八六二円を原案通り決定、事業計画は@県学校薬剤師会決定事項の推進A市学校薬剤師会の統一事業と研修B林間学校、プール所有校、浄化槽所有校の重点的管理調査Cその他が原案通り可決された。

 それより新会員九名の紹介があり、新会員を代表して大原五十彦氏のあいさつがあって役員改選に移り、▽会長に柴田伊津郎(新)▽副会長馬場正守(再)高倉博(新)▽監事三根孫一(新)村田正利(再)顧問内田数彦の諸氏を選出した。

 それより協議懇談を行ない会員からの活発な質問、意見に対し来賓として臨席の久保田議員並に松原係長は学薬の業務に理解ある答弁または今後の対策などについて意見を述べ有意義な懇談が正午まで続けられた

九州薬事新報 昭和45年(1970) 5月20日号

 九州山口地区商組 「提言」に陳情作戦

 九州山口ブロック商組連合会は四月二三日大阪で開会した全商連常務理事会の決定にもとづき物価安定政策会議の提言対策として、五月一日、薬局等の適正配置規制と再販売価格維持制度について陳情書を作成、厚生大臣並びに各党幹事長、政調会長、公正取引委員会委員長、事務局長及び地元選出衆参両院議員宛にそれぞれ送付して陳情を行った。

 陳情書

 薬局等の適正配置
 規制と再販売価格
 維持制度について

 去る四月六日、物価安定政策会議が政府に対して行なった「提言」内容のうち薬局等の適正配置規制と薬の再販売価格維持制度が薬の物価に悪い影響を与えていると指摘していることは医薬品の特殊性を全く無視した観念論で現実性がなく誤りも甚しいものであることを指摘し、小売薬業者として法の存続を強く陳情するものであります。

 (1)薬局等の適正配置規制の立法は「会議」が指摘しているような戦後の物資サービスの絶対量不足の状況下に、それを補うための行政介入として施策されたものではありません。それは昭和三十年代一般用医薬品の消費需要の急速な拡大に伴ない一部スーパーマーケット等による薬のオトリ廉売による結果、くすりの本質がゆがめられ、それが国民保健衛生に悪い影響を与えることが憂慮されたために、昭和三八年立法されたものであり、「会議」は全く右の事を無視したものであることを強調するものであり、且つ薬局等適正配置規制立法後も薬の値段は少しも上っておらず、貨幣の実質価値(他の物価値上りによる価値の下落を考慮した場合)から計算した数値では国民消費者は何ら不利益を受けておりません。「会議」は物価問題にことよせて立法の精神をふみにじり薬局配置の問題に無理解であると共に一般小売薬業者(薬局)だけを困窮の淵に追い込むような政策を政府に勧奨することを、我々は強く非難せざるを得ないのであります。

 (2)薬の再販売価格維持制度についても同様であり、ご承知の如くこの制度は昭和二八年に独占禁止法の例外規定として公認されたものであります。当初、薬業界においては一部メーカー及び僅かの品目しか実施していませんでした。然るに昭和三十年代後半期の消費の需要が急速に伸び、一部のスーパーマーケットと一部資本力の強い小売業者とが薬をオトリ商品又は目玉商品として顧客誘引の具に使うようになったことを私共は憂い、消費者に対する職能的な無償のサービスを怠って薬の社会的本意が否曲されることをおそれ、メーカーに再販売価格維持制度を活用することを要請したものであって、決して薬の値段を高位に維持し、それによって高利潤を得ようとしたものではありません。

 このように再販売価格維持制度は、保健衛生政策的な次元から、情勢の悪化に対処する必要によって立法後一〇年を経て、ようやく全面的に採用され、それは同時に一般薬局の経営難と貧窮化を救う役割をも果したのであります。「会議」はこのような経緯等一切顧慮することなく、全く観念的に再販が高価格、高マージンを保証し、業者間の競争を制限し、流通経済の効率を阻害すると指摘しておりますが、前言しましたとおり、再販制度採用後も薬の値段は殆んど値上りしておらず、高いマージンをむさぼっておるのは一部メーカーの不当な反独禁法的な差別対価によって得をしている巨大スーパーマーケット、超量販店であることを知っていただきたく存じます。

 このような実態に対する提言者のキメこまかい観察や実態調査などはなされておらず、また薬について再販のために薬局間の競争が不当に制限されていないという事実も薬業界の実態をみることによって容易に理解できることであります。むしろ法の廃止によっては大資本の金もうけ主義への素材(薬をして)が濃厚化する危険性をはらむものであって、この傾向を抑制することが保健衛生政策上必要なのであり、この抑止力として作用しておるのが、再販売価格維持制度であると我々は確信するものです。

 私共は物価安定政策がまことに重要であることを熟知しておりますが、私共薬局経営者は、年々の定期的賃金上昇を享けられるような立場ではなくむしろ一般消費者よりも物価問題には深い関心をよせております。物価安定策は民生安定のための施策でありますのに、物価政策の名によって所得増大の容易でない平均的な所得しか得られない一般薬局を窮地に追いやるような施策が採り上げられることに全面的に反対します。どうか私共が非常に弱い立場にあることを御了承いただき、保健衛生政策に重要な意義をもつ薬局適正配置の規制事項と、薬の再販売価格維持について、単に物価の面から概念的にとらえられることなく民生安定と保健衛生の見地より、医薬品に関する物価会議の誤りを正し、そのような不当な提言が各界の良識によってしりぞけられますように善処されることを願ってやみません。

九州薬事新報 昭和45年(1970) 5月30日号

 福岡県薬 「保険薬局会」結成 新年度初の理事・支部長会で決定

 福岡県薬剤師会は五月五日午前一一時から県薬会館で、理事会並びに新年度初の支部連絡協議会を開会して「保険薬局会」を新たに結成するなどを決め、引続き県薬剤師政治連盟評議員会をも開催した。

 新年度初の支部連絡協議会で四島会長は「新年度の事業は数年行ったことを強力に進めることになるが各地区の意見をよく聞き万全の体制で進みたい」とあいさつ、さきに日薬で行なわれた分業推進員研修会に出席した推進員により各地区別に、さらに推進員を拡充するために保険薬局会を作る必要があり、次第に開局組合へと移行してゆくべきであるとして、県薬に保険薬局会を設けることに決定し、準備の担当には中村社保担当理事並に新たに理事参与に指名した藤田両氏を決め、具体的には社会保険委員会で検討することとなった。

 ▽議事その他
(1)支部長の更迭が各支部で行なわれているが当日までに決定した支部長は、左記の諸氏である。
▽福岡=斉田和夫▽糸島=西原宏▽浮羽=籠田匡弘▽遠賀=石松茂治▽京都=白石実▽飯塚=平田勉▽大牟田=西元寺清継▽八女=中島義一

 (2)県薬役員の決定と業務分担について
工藤専務から説明、担当業務と担当の委員会は左記のとおりとなった。( )内は担当の委員会名
▽副会長
長野義夫=総括、分業
堀岡正義=学術、勤務
鶴田喜代次=薬業経済
▽専務理事 工藤益夫=庶務(会員)
▽常務理事 友納英一=学薬(公衆衛生)、鶴原正蔵=会計(会館)、安部寿=経済(薬局・DT)、福井正樹=勤務(調剤技術)、中村里実=社会保険(社保)斉田和夫=組織(薬制)
▽理事 佐々木照政=学術、森山富江=女子薬(会員)瀬尾義彦=学術(調剤)、佐治八郎=会計、三渕学=学術(DT)馬場正守=公衆衛生(公衆衛生)、杉山官=組織(薬制)、三宅清彦=組織(会員)
▽理事参与 大塚正美=薬事、組織(薬制)、田中美代=女子薬(会員)、白木太四郎=薬業経済(薬局)、藤田胖=社会保険(社保)

 (3)中央情勢については四島会長から
@分業推進=一四日日薬は厚生省と分業推進のための懇談会を開き、本年度予算化した厚生省の調剤薬局調査費(他の名目で出すものも含め)を有効に使うための検討を行ない、調査のデーターが分業促進に役立つものであることに意見の一致を見たので、具体的には日薬が検討の上企画するものと思われる。
また、今回研修を受けた各地区の分業推進員は各地区毎にこれを浸透させ、分業意欲を盛上げねばならないが、分業に対する薬剤師の努力不足が批判されている折から、本県薬としては、県薬に保険薬局会を六月早々に結成、各地区にもこれを作り、分業推進に積極的に取組み、意欲ある薬剤師から分業の扉を開き、次々に拡大するよう努力されたい。

 A大衆薬について=医薬品の製造承認の地方移譲の目的で検討されたが、始めの目標からはづれ、大衆薬の内容規制に移行する傾向にあることから日薬としても慎重に対処している。いづれにしても医薬品の管理権は薬剤師のものである。これを確保するために薬局専売品の確立も考えられる。

 B行政介入と物価問題について=物価安定政策会議の提言を政府が採り上げ、閣僚会議で各省と接衝したが厚生省は吾々に関係ある適配規制撤廃、大衆薬届出制について検討するための懇談会を作ると表明した。その後、厚生省は提言に反対の意向を示してはいるが、提言は各方面にわたっており、強い団体は現状維持が出来るが、弱い所が廃止されるのが通例であるところから、薬業界としては非常に危機を感じる。会としては、懇談会が出来れば吾々の希望する方向に進むよう強力に行動せねばならない。
適配条例の改正については大阪にならい各県とも改正を推進する時点にこの提言が発表され、条例そのものを防衛しなければならない状態になったわけである。

 C中央の三師会は、二年半中断していたが、近く復活し、三師協調して医療の合理化に当るため再出発することになる。

 D日薬では東京都薬を中心に、全国薬剤師総決起大会を六月三日開くことになった。(別掲)

 (4)本年度事業の重点事項については、薬剤師研修、薬と健康の週間行事、学術大会準備等を通し各種重点事業を推進する。

 (5)社会保険業務について
@日薬分業推進員研修会は従来にない然心な研修会であったことが報告され
A県下にこれを浸透させるための研修会は五月二七日の社保委員会で具体的に検討する。
B調剤報酬請求のない保険薬局(一年以上一五三薬局、六ヶ月以上三五薬局、三ヶ月以上五七薬局)の実態調査を名簿により各支部長に依頼し、当該保険薬局の存否、会員非会員の区分、請求のない理由等を調査することとなった。その他、請求事務について注意事項、厚生省保険局による保険薬局指導は、本年も一一月頃行なわれることなどが報告された。

 (6)第四回日薬学術大会について工藤専務から、会日は四月九日、一〇日、一一日(九日のみ薬学会と重複)会場は一一月完成する福岡商工会議所新会館を中心に準備中で、準備委員会の編成について部門毎の委員決定を要請した。また、会員一人当り協力金として本年末までに一、五〇〇円を徴収することを決定し、宿泊観光は交通公社に委託するなどが報告された。

 その他、県と共催の地域綜合保険活動への協力並びに衛生部長通達▽毒物、劇物の廃棄について▽シンナー、ボンドの取扱いについて▽染毛剤の使用上の注意等に対する会員の協力を求めた。

 薬剤師政治連盟 評議員会

 県薬支部連絡協議会に引続き支部長が評議員である県政治連盟評議員会を開会@四四年度収入支出決算認定についてA坂口後援会会費についてなど協議の結果歳入歳出決算額一五一万七一八一円を異議なく承認、坂口後援会は、一般後援会とは別個に薬剤師会関係後援会として、武田日薬会長が会長となり、費用は約二千万円を徴収することになり各県に割当てられる。本県は約百万円負担するので各会員一名千円(一回だけ)宛負担願いたい旨の報告があり、七月末までに徴収することになった。

 福岡市薬剤師会 新役員で部会長会開会

 福岡市薬剤師会(斉田和夫会長)は役員改選後初の理事会並びに部会長連絡協議会を五月一六日午前一〇時半から福岡県薬会館で開会、前日開かれた県薬支部連絡協議会報告、役員の業務分担、会の運営についてなどを協議した。

 部会長会は午後一時から二九部会中二四部会が出席主な決定事項として@県薬の事業計画に沿い、三師会協調により処方せん増発策並びに受入れのための研修を積極化A四名の副会長を中心に四ブロック毎の運営活発化B部会長会は毎月中旬時間厳守で開催するC本年度の会費は総会で決定した(前年度会費に同盟会費の半額六千円を一般会費に繰入れた額)額を徴収し、同盟会費の半額は徴収しないことに決定、会費の段階のつけ方については実情に合わない面が出てきたとして、この修正については理事会に一任するD毎月四日に行う保険調剤請求書の審査員はあらためて選出するなどを決定した。

 なお、特に出席した四島県薬会長は、ここ二年位が薬剤師にとり最も重要な時期と考えられるので、地元市薬の協力を要望するとともに、市薬の部会長は市薬役員に準じ、任期及び業務も役員と同様に考えて御支援願いたいと協力を求めた。総会後決定した役員並びに業務分担は左記のとおり

 ▽会長 斉田和夫
 ▽副会長 国武(組織)、西森(社保)、藤野(組織、経済)、富永泰資(薬局部会)中島(勤務)
 ▽理事 荒巻(薬局部会)大隈(組織)勝目(会計庶務)中野(社保)白木太一郎(社保)篠崎(学薬)糸岐(薬局部会)竹尾(経済)高倉(会計、庶務)重松(薬局部会)鶴岡(勤務)白勢(勤務)榊(女薬、保険)上田(女薬、保険)
 ▽監事 三根孫一、磯田正春
 ▽顧問 四島久、白木太四郎

 福岡市学薬 会長に馬場氏

 福岡市学校薬剤師会は去る四月二四日開会の総会で役員改選を行ない、柴田伊津郎氏を会長に選出したが同氏は健康上の理由で会長就任をかたく辞退したため元会長(友納英一氏、矢野憲太郎氏)、内田前会長並びに総会で選出された副会長、監事、及び当日の選考委員長等、協議の上、新しく副会長に選出された馬場正守氏を会長に、副会長の欠員には野口美智子氏を選出した。

 同会はこの間一ヶ月空費したのを取戻すべく鋭意努力中である。これにより新役員は次の諸氏となった。
会長 馬場正守
副会長 高倉博、野口美智子
監事 村田正利、三根孫一