通 史 昭和43年(1968) 日薬−県薬−市薬
九州薬事新報 昭和43年(1968) 9月10日号

 福岡県適配条例一部改正に ついての薬事審議会の意見

 第四回福岡県薬事審議会が九月三日開会され、薬局等の許可の審議並に既に許可済のものの報告などが行なわれた。当日はそのほか、適配条例の不備から来る種々なむつかしい問題が従来?々起っており、これ等について今日まで色々と論議され、条例改正に関する研究が進められていたが、これに関連して薬局等の許可に関する諸問題について当日は特に具体的検討をなし、近く知事に対して条例一部改正についての左記意見(粗案)を具申することになった。

 薬局等の許可に関 する諸問題に就て

 標記について、昭和43年9月3日開催した薬事審議会において、種々論議した結果、その問題点に関し次のとおり意見をとりまとめたので、検討のうえ善処されるよう申し入れます。

 一、「適配条例」の施行については、公布当時薬局等の配置が適正を欠き住民に対する適正な調剤の確保と医薬品の適正な供給が、現に行われ難い状態にあるか、又はそれが予想される地域について適用することとして、福岡市ほか三六市町が指定されて現在に至っている。適用地域外においては、条例施行前の指導方針により、既設店舗から百メートル(歩行)程度の距離を保って設置するよう行政指導が行なわれているが、行政指導のみでは乱立を防止し得ないと考えるので、条例の適用を県下全域に及ぼすよう条例を改正すること。

 二、
(1)許可申請者は、許可後直ちに営業を開始することを目的として申請を行なうものと考えられるが、許可後相当の期間を経過しても営業を開始しない者が見受けられる。営業は権利であると同時に住民に対する義務でもある営業する意志がなく不当な権利を確保するため許可を受けようとする者があることも考えられる。このような利権確保を制限するため、許可の場合に営業開始の時期について条件を附し、もし合理的な理由なくして期限内に営業を開始しない者は、許可を取消し得るよう考慮すること。 (2)既存の薬局等で休止中の者が、営業を再開する意志が認められない場合、又は営業を継続することができない客観的事実が存在する場合は、許可を取消し得るよう考慮すること。

 三、
(1)適配条例第二条第七号「天災事変、土地の収用その他やむを得ない理由により他の場所で薬局等を開設若しくは行なおうとするとき」により、この場合は、県内のどの場所に移転してもさしつかえないこととなっているが、現に許可を受けている場所と同一の行政区域(市町村)内に限り移転を認める等の制限を加えるよう考慮すること。
(2)土地収用その他のやむを得ない理由は、公権力の行使による場合のみに限って認められているが、借家、借地であって正当な理由による契約の解除契約期間の満了又は、立退き要求等による移転についても近距離移転を認めるよう考慮すること。

 四、適配条例第二号第七号該当の特権を他に譲渡するなど潜法行為が行なわれるおそれがあるので、その防止措置を講ずること。

 分業実施推進同盟結成を決定 日薬臨時代議員会

 日本薬剤師会では医療保険制度の抜本改正を審議している参院の鈴木調査会が、九月中には医療関係団体からの意見聴取を終り、具体的な作業にとりかかるとの見透しから、去月二十六日は全体理事会を開き、鈴木調査会に臨む医薬分業実施試案について検討すると共に、分業の確立を図るため開局薬剤師を中核とする医薬分業実施推進同盟を結成することになり、翌二十七日東京都虎の門共済会館で第25回日薬臨時代議員会を十一時から開会して@議長、副議長の選挙A薬学講習会B薬と健康の週間C重要時局緊急対策などについて協議決定した。

 ▽議長選挙はこれまでになくブロック代表一四名を選考委員とし、三名の候補者(坂口徳次郎、長野義夫、村井宗勝)を選び、投票の結果、議長に坂口氏(東京)副議長に室明氏(兵庫)を決定した。

 ▽薬学講習会については会期を原則として一日とし分業を主体として取扱うこととなった。

 ▽薬と健康の週間については本年度は薬の正しい使い方と薬剤師の役割の認識に重点を置いて運動を実施する。

 ▽重要時局緊急対策については、武田会長から武見発言、中医協、持田理事辞任問題等について説明があり、時局緊急対策として@分業実施推進同盟を結成する。A資金は一人一月千円を一口として昭和四十三年十月から三年間拠出し、政治活動のほか国民に対するPR活動など行うB創立総会は十月二十一日に開会予定にするなどを決め、特に同同盟の結成は起立多数で議決々定した。

 尚当日は水戸市から会長以下五十名がハチ巻姿で出席プラカードを掲げ、決議文の朗読などを行ったほか、各代議員からも日薬として分業実現に強い施策を望む声が強く、しかし一方政治活動を行うためなら現在の薬剤師政治連盟の強化を図れとの声もあったが、分業活動一本の新団体が必要であるとの強い姿勢を代議員会は打ち出した。

 尚引続き、同日開かれた地方連絡会長会議では、これら代議員会で了承された同盟の結成案並に創立総会開催など全会一致で承認した。

 武見発言を主題に 福岡市三師懇談会

 福岡市薬剤師会(波多江嘉一郎会長)は八月一日開会の部会長会で、武見日医会長の発言(医師会の調剤センター設置)の機を逸せず対外的には積極的に末端開業医に働きかけ、対内的には受入態勢の整備を急ぐよう一般会員を指導することになった。これに伴い、市薬剤師会としては、八月二十二日開会の定例三師会において、市医師会に対して左記資料をもとに医薬協業について懇談した結果、医師会の意見は大体次のようなものであった。

 @市医師会において種々検討し、要望事項についても慎重に協議した結果、相談や返事をする。
Aこの試料を骨子とした原稿を提出されれば十月号の福岡市医師会報に掲載する。
B薬剤師会は、業種の区別、受入態勢の実態、研修の実施等もっとPRして欲しい。尚当日市薬が医薬協業の資料として提出した文書の概要は
@医薬品販売の業種は、保険薬局、薬局、一般販売業、薬種商があり、保険調剤は保険薬局のみが取扱うこと。
A保険薬局の所在の表示は日薬制定保険薬局標識を用いること。
B保険薬剤師の向上のため種々の研修を実施していること(各種研修会開催D1活動、県薬臨床薬理学講座、一般診療所繁用医薬品の調査、調剤請求事務の研修等)。
C保険薬剤の備蓄は保険用稀用薬剤及び歯薬協定薬剤については、市薬剤師会備蓄センター(九大正門前)に常時確保している。
九大病院、国立中央病院その他一般診療所の処方せんによる調剤も各保険薬局で既に調剤しており、七月の処方せん発行医数は六一名。
市歯・薬協定処方薬は完備、七月の処方せん発行歯医数は三八二名。
D両医師会への要望
イ医薬協定について、研究を賜り、意見、批判等種々教示願いたい。
ロ各地区毎に近隣の班より地区部会宛、受入れ態勢について懇談、教示随いたい。
ハ近隣の保険薬局へ備蓄すべき薬剤について教示願いたい。

 挾子

 ▼福岡県薬の工藤専務は日薬代議員として今回の臨時代議員会に出席、帰福して「剤界の現況は重大な時機に在る、病人にたとえれば慢性重症患者で、このまま座して死を待つか、それとも百%効果は期待し得ないでも武田名医の指導のもとに大手術をやってみるなら今のこの機を逸してはチャンスは再びめぐり来ないだろう」と、全くその通りだと思う。現在薬剤師は結構どうにか生活出来ている、だが薬剤師の本来の職能を生かした業の人が何%いるだろうか、ここで一大奮起して貰いたい。勤務薬剤師の方も吾々はすでに技術分業しているなどおっしゃらずに一緒に手をとって分業を勝ち取って貰いたい。

九州薬事新報 昭和43年(1968) 9月20日号

 九州・山口ブロック薬商組 理事長連絡協議会 薬学大会と薬商組

 福岡県医薬品小売商業組合は田辺製薬福岡支店ホールでミルク問題に関して九月十三日臨時総代会を開会後、同支店別室において四時から第36回薬学大会における商組部会の運営等について検討するため九州山口ブロック薬商組理事長連絡協議会を開催した。

 出席者は佐賀=木元、熊本=上野、長崎=堀、隈の正副、山口=森広、福岡=白木の各理事長ほか七名並に薬学大会準備委員長四島県薬会長であった。(大分、宮崎、鹿児島の三県欠席)薬学大会のなかで、商組部会を持つことについて従来からいろいろ問題があったが、当日はその在り方がどうなるべきかについて種々検討され、只単に代表者会議でなく、現在は再販、公正競争規約など重要な問題をかかえている時期でもあるので、医薬全商連幹部の出席をも要請し中央情勢などを理解すると共に各県の商組幹部が真剣に、積極性を持つよう出来得るだけ各県から多数理事の参加を得て「各県薬商組理事全体会議」にすることとなり、その細部については地元県薬商組に一任されることになった。

 提出協議事項については@現在小売薬業のおかれている立場を、今後の問題をも含めて全商連幹部から聞くA再販契約に関する諸問題についての討議B低マージン解消についての討議C再販に関連して全国的問題となっている公正競争規約の解説D乳製品の販売格差の是正などを採りあげることとなったが、大会での予定時間では充分でないと考えられるので、時間の延長については他の部会との関連など勘案してその決定は福岡県に一任された。

 日薬と 鈴木調査会 との懇談

 医療基本問題調査会(鈴木善幸会長)と日薬との懇談会は予定が遅れ九月二十五日行われることになったが、日薬側の出席者は武田日薬会長以下左記の九氏に決まった。なお日薬としてはこの懇談会に、医療保険制度の中に医薬分業を如何に折込むかの分業一本に絞って臨むことになるが、懇談の成行き如何によっては、武見日医会長の発言に対してそれぞれ強い反発資料が用意されている模様である。出席者次の通り

 武田孝三郎会長、桜井喜一副会長、鈴木誠太郎副会長、沖勘六常務理事、四島久常務理事、山田俊一理事、秋谷七郎職能推進本部長、太田哲郎同副本部長、吉矢佑同副本部長 ほかに日薬事務局長三木武夫氏も出席の予定である。

画像  シンナー遊び シンナーの乱用防止に就て

 細菌、塗料の溶剤であるシンナー、有機溶剤を含有する接着剤等を使用して行う所謂「シンナー遊び」が少年間に流行しているが、これは非行につながるのみでなく精神障害や死亡者を出し、本年に入って益々甚だしくなってきたが、七月末現在で全国で既に二〇名の死亡事故があり、大きな社会問題となっているので、厚生省薬務局では各都府県知事及び日薬に対し、シンナー等の乱用防止について概要次の様な通知をだした。

 シンナー遊びなどの事故防止のためには、少年達がシンナー等をその本来の用途以外の目的を以て乱用することのないよう警察、教育等の関係機関と密接に連携し、総合的対策を講ずる必要があることは勿論であるが、かかる物品の販売面に於ても塗料店、文具店、薬局薬店等の販売業者の適切な配慮と充分な協力が必要であると考えるので、薬局薬店に対し、シンナー等の販売に当っては左記の点について指導されたい。なお、塗料、文房具等の販売業者に対しては、通産省から別途同様の指導が行われることになっている。

 記

 一、シンナー等を少年に販売するに当っては、その使用目的、住所、氏名等を確認の上交付すること。シンナー遊びのために使用される惧れがあると認められる場合には販売しないこと。

 二、シンナー等の販売に当っては、これを吸入した場合の有害性について説明し、保管管理には充分注意するよう申し添えること。



九州薬事新報 昭和43年(1968) 9月30日号

 九州山口薬剤師会各県代表者会議
  中央情勢及び薬学大会準備報告、本年度薬学講習会協議

 九州山口薬剤師会は第36回薬学大会を旬日後に控え、又日薬では二十五日鈴木調査会との懇談を終えたのでこれらを議題に九月二十七日午後一時から福岡県薬会館で第二回各県薬代表者会議を開会した。当日は四島九州山口薬剤師会長、松村同薬学会会頭のほか熊本三、佐賀一、山口二、鹿児島一、大分二、長崎三、福岡七の代表者が出席した。開会まず四島会長並に松村会頭のあいさつ後直ちに議事に入った。

 ▽第36回薬学大会開会準備について
今年度の大会は時機的に分業確立の総決起大会の意味も含めて盛りあげること。大会の運営は昨年来種々検討し、新しい企画で実施するが逐次準備も進んでいる旨報告された。次の本会議の運営並に顕彰について協議の結果それぞれ決定、宣言、決議、提出議案等については分業に重点を置いて種々慎重に検討した。観光については特に実施しないが、会場に案内担当者を置き便宜をはかる。宿泊は未だ三名の申込みのみであるが、舟小屋並に原鶴にそれぞれ確保しているので当日も受付けることになっている。

 ▽薬学講習会開催について 開催期日は十一月一日福岡、二日佐賀、三日長崎、四日熊本、五日鹿児島、六日宮崎、七日大分、八日北九州、九日山口と決定、会場その他は早急に決定するよう各県毎に作業すること(詳細次号)

 ▽中央情勢報告
二十五日行われた鈴木調査会と日薬代表との懇談会に出席した四島会長、日薬理事からその内容及び中央情勢が詳細に報告された。自民党の医療基本問題調査会と日薬の会談は二十五日赤坂プリンスホテルで行われ、日薬は予定どおり「医療制度の中に分業をどう折込むか」のみにしぼって臨んだが、去月三十日同調査会と武見日医会長等との対話による武見ペースを洗脳することが先決であるとして、同日の対話に盛られている▽薬価基準の問題点▽錠剤時代の調剤技術▽調剤センターと検査センター

 ▽薬剤費増大の意味▽診療の非公開▽調剤の主体性▽各先進国の分業実情▽医薬品の宣伝(一物二名称)

 ▽強制分業などについてそれぞれ武見発言の間違い、思い上り等を反論した後、日薬の意見書を説明の上提出した。これに対し調査会委員は大体了解した模様であるが、意見書中三年計画の三年目に示した関係法規の改正について鈴木会長は、医師会の反対が強いため法改正によらず話合いによる分業実施をとの意見であったが、薬剤師会側は、既に分業法もあり、ただし書も本則通り実施すれば既に分業が実施されている筈であるが、これに反し今日の情勢が現実であることを強調したため鈴木会長も「これが(三年度の法改正)空文に終るようになることが望ましい」と表現、これに対し日薬側としては「そのように努力したい」と回答したが、一部日刊紙が伝えたように協調したわけではない旨が報告された。

 結論として四島会長は、分業にすべきだとの基本線は折込まれるであろうが、いずれ武見医師会とは争わねばならない。争う以上勝たねばならない。先方もけがをするであろうが吾々も犠牲を払わねばならない。そして最後は与論を味方に追いつめるより外はない。

 なお日薬の三年計画一年度は受入態勢完備、二年度は話合いにより処方せん取付け、三年度は関係法規の改正などである。それより各県の分業期成同盟結成について情況報告があり、佐賀県ではすでに保険薬局全員が三年間千円の拠出金を了承した旨の報告などがあって閉会した。

 中医協全員懇談会 医師会が料金12%引上げの要望など

 中央社会保険医療協議会(会長東畑精一氏)は二十日午後厚生省内で全員懇談会を開き、薬価基準のあり方を審議し、次いで前回日本医師会側委員から提出されていた医療費値上げ要求書の取扱いについて審議するに当り、医師会側委員から値上げ要求書に基づく医療経営などの実情について資料を提示して説明せんとしたが、総評、日経連、健保連等支払い側委員は「本中医協がまとめている医療経営の実態調査の進み具合いをみたうえ、医療費の改定問題を議題として採り上ぐべきか否や検討すべきである」と主張したので、東畑会長は提示した医師会側の資料を受け取り「一時私が預かることにする」と事態収拾に乗り出した結果、次回十月五日の全員懇談会で実態調査の進行状況を聞くことを申合せて正式提案は持越すことになった。

 又この懇談会で日本歯科医師会も料金値上げを要求する意向を示したので、今年も医療費値上げが政治問題化するものと思われる様である。医師会は去月末の中医協で物価の高騰、人件費の上昇等を理由に診療費引上げの意向を示し、具体案としては、再診料五〇円、初診及び再診時の時間外割増し二〇円の引上げなどを内容とする「一二%値上げ案」(外に入院料は一八・七%値上げの要求)を提出しようとしたが、これに対し支払い側代表委員は「昨年の医療料金改定の際、次の改定は医療経済実態調査の結果をもとに審議することを申合わせており、まだ調査結果がまとまらない現段階で取上げるのは早過ぎる」とし、現在審議中の薬価基準引下げ問題が片付く迄は議題として取上げることに強く反対している事情もあったので、東畑会長は当面医師会提案を一時預かるという形となったものである。

 九州山口薬学大会 女子薬部会

 第36回九州・山口薬学大会(久留米における)第二日目10月12日に回帰される「女子薬部会」は次の通り

▽日時 10月12日10時〜16時
 ▽会場 石橋文化センター文化会館鶴の間
 ▽部会長 田中美代
 ▽シンポジウム
 (1)病院薬局に繁用される医薬品と最近の処方の傾向について=山口県・松村愛子、鹿児島県・榎田芳子、佐賀県・奥平勢子
 (2)臨床検査の変遷について=大分県・亀井シズ、宮崎県・古相洋子、福岡県・藤岡信子
 助言者=九州大学病院薬剤部・鶴岡道雄、九州大学病院中央検査部・古川ミチヨ

 九州・山口薬学大会 本会議次第と顕彰者

 第36回九州・山口薬学大会本会議次第については二十七日の代表者会議(本紙別掲)で左記のとおり決定し、顕彰者も次のとおり決った。

 本会議次第
▽第一部 式典(13時〜14時)
 一、開会宣言
 福岡県薬剤師会理事
 辻進
 二、国歌斉唱
 三、開式の辞
 福岡県薬剤師会副会長
 長野義夫
 四、挨拶
 九州・山口薬剤師会長
 四島久
 九州・山口薬学会会頭
 松村久吉
 五、顕彰
 @名誉会員推薦
 A感謝状贈呈
 六、来賓祝辞
 七、祝電披露
 八、閉会の辞
 福岡県薬剤師会副会長
 岡野辛一郎

 ▽第二部 会議(14時〜15時)
 一、開会
 二、議長団選挙
 三、前年度決定事項処理報告(長崎県)
 四、提出議案審議
 五、宣言・決議
 六、次回開催県の決定
 七、次回開催県代表の挨拶
 八、閉会

 九州・山口 薬学会総会
 (15時〜15時30分)
 一、開会
 二、会頭挨拶
 三、座長選挙
 四、会務報告
 五、役員選挙
 六、新役員就任挨拶
 七、閉会

 顕彰者氏名
 ▽名誉会員推薦
 瓜生田定(大分県)
 戸田助人(熊本県)
 阿部基吉(福岡県)
 古賀常吉( 〃 )
 五郎丸勝( 〃 )

 ▽感謝状贈呈
 個人
 瓜生田定(大分)
 尾崎松夫、国松藤夫、大黒清太郎(以上福岡)
 団体
 熊本薬事新聞社(熊本)
 筑豊薬学集談会(福岡)
 筑紫二十日会(〃)
 福岡県医薬品卸業連合会(〃)

 ▽表彰状授与
中溝寅記(熊本)山下利晴(鹿児島)松浦純治郎(宮崎)佃恭孝(大分)田代欣一(佐賀)高取治輔(長崎)中村俊助(山口)林真一、友納英一、田中美代(以上福岡)