会報第6号 昭和54年09月01日
 ■ 巻 頭 言

今こそ薬剤師職能確立に励む時
    第七回臨時代議員会に於る藤野義彦会長 演述

 炎威凌ぎ難き日が続きます中、緊急のため、臨時代議員会を開催いたしましたところ久保田秀己市議会議長殿、白木太四郎県薬会長殿臨席の元、会員580名を代表される代議員諸兄と会することを得、大いに感謝申し上げるものであります。

 今回は特に社団法人福岡市薬剤師会が所有する事が出来ました今泉1丁目の156坪の土地の有効利用に就きまして、提出の議案にもとづき諸兄の熱心な御討議を頂き、薬剤師職能を通じて医療並びに公衆衛生の一端を担って、市薬剤師会とその会員が如何なる方向に前進するか研究論議してビジョンを打立てて頂きたいと思います。吾々執行部は会員諸兄と共々全力をあげてその事業の推進に当る覚悟であります。

 先の第六回通常代議員会、第八号議案、試験DIセンターを含む多目的建造物建設のため、現有する土地について等価交換に準ずる売却承認の件、での決定により、福岡市薬剤師会館建設を進めたいと考えております。

 なお今泉の土地につきましては、さきに「福岡市」より譲り受けた当時、一年以内に建設の契約書交換後、六年間も経過し進展を見ませんでしたが(フクニチ新聞社との共右等の関係のため)更に慎重な審議、音寛発表をお願いしたいと思います。

 薬業界を含めて各医療における問題は、薬事法、健康保瞼法抜本改正、医師税制の改正等、本年度から来年三月にかけて大きな破乱含みの中にあると云えます。

 代議員の諸兄、会員の諸兄共々吾々執行部はこの困難な時流を乗り切って前進し、明日への希望を生かしたいと考えております。


第7回社団法人福岡市薬剤師会臨時代議員会

昭和五十四年七月二十八日
 (土)午後一時より県薬会館大ホールに於て開催
出席者総数 64名
内訳 役 員19名 代議員30名(43名中) 顧問2名 一般会員13名
▲司会 白木太一郎常務理事
▲開会挨拶 白勢副会長
▲藤野義彦会長演述(別掲)
▲来賓祝辞 (別掲)
 久保田市議会議長殿
 白木県薬会長殿
▲議長 堀江秀男君
副議長 本川栄君
議長より代議員数43名中30名出席で代議員会の成立を宣し、議事録署名人に冨永昇蔵、国武一人の両君を指名し、了承。
▲報告第一号 今泉共有地買収に関する経過報告
 古賀専務理事 (別掲)
▲議案第一号 福岡市薬剤師会館建設承認の件
 藤野会長 (別掲)
▲議案第二号 会館建設資金年賦徴収の件
▲議案第三号 賛助会員特別合費撒収の件
▲議案第四号 借入金限度額変更の件
 (借入限度額 七干万円)
 左記関連上一括上程
・藤原常務理事 資旁計画表により詳しく説明。
・冨永副会長(建設プロジェクト委員長)現在までのプロジェクトチーム研究調査結果について報告。
また熊本県薬、広島薬業会館の視祭結果につき報告、後、質疑を議長 要望

▲ 質疑の要旨(二面へ)

第35回社団法人福岡市薬剤師会臨時総会

代議員会に続き盛大に行わる。
▲昭和54年7月28日午後4時
▲開催場所 県薬大ホール
▲司会 白木常務理事
▲開会挨拶 白木常務理事
▲会長演述 藤野会長
 代議員会の質問、意見を十分受けて研究し立派な会館の完成へ努力する決意を披霧。
▲第七回福岡市薬代議員会決定事項報告
藤野会長、代議員会の結果を報告、一同の承認を得る。
・高須俊昭君より末端会員に周知徹底方要望あり。
・藤野会長、古賀専務
会報で詳細伝達する。亦現在実施している、然し特に緊急要する場合は支部長から部会 長を通じて全会員に伝達する。
▲ 閉会挨拶 冨永副会長

代議員会に於る祝詞

久保田市議会議長殿

 本日臨時代議員会に於て、又総会に於て会員諸兄に親しく御挨拶出来ること、大変喜ばしく思っております。先の市会議員の選挙に当り市薬剤師会並びに会員諸兄の絶大なる御支援を頂き、五期目の市議当選を果たし得、再度市議会議長の席に就く事が出来まして、厚く御礼中し上げます。

 偖この庶福岡市薬剤師会館建設の運びとの事、私としましても常に深い関心を持っておりまして、前市薬斉田会長の時代今泉の土地取得されるに当りましても大いなる関心と助言を申し上げて参ったつもりでございます。

 会館は会員諸兄のシソボルとして亦薬剤師職能高揚の場として全会員の方々の努力と協力により立派に完成するものと祈念いたしております。

 福岡市薬剤師会には福岡市民の健康に就きまして常々御助力を頂き、休日急患センター又市教委に於ては市薬の公衆衛生部門を担当しておられる学校薬剤師会を通して大変お世話になっております。この度、会館が建設され内容的にも試験DIセンター、水質検査その他の設備等が充実されて参りますれば、福岡市民の健康増進、維持に更に更に御協力援助頂けるものと思います。

 福岡市としましても、私、久保田議長は勿論、福岡市薬剤師会に常に御支援を承っております市議員一同、会館の建設に最大級の御助力を惜しまないものであります。名実共に立派な会館の完成と会員諸兄の御健勝をお祈り申し上げます。

(代議員会に於る)
白木太四郎県薬会長祝詞

 福岡市薬剤師会におかれましては常に福岡県の中央に於て、亦九州の中心として常に薬業界のリーダーシップを取っておられ、このたび市薬剤師会館建設の御計画、誠にお慶び申し上げます。

 特に試験DIセンター、水質試験その他の充実した設備等、薬剤師職能高揚のため大変有意義な会館が完成するよう祈念いたしております。 偖今国会におきましては薬事二法、健保改正法等は廃案となり、医師税制改正等静かなうねりとして感じられる所があります。幸に福岡県に於ては所謂第二薬局問題等について五者協議会の約束を再確認しておりますが更に医師と薬剤師の人事の交流を計って行く必要があると思われます。

 県薬ではDIセンターの一部として電話フアクシミリーの設置を準備で、市会館の完成を期して更に密接な関係を計りたいと考えております。福岡県の分業率は10%台となり全国一位を示しおりますが更に市薬剤師会と共に分業推進に努力を重ねて参ります。

 「OTC」問題につきましては福岡県が進めております「県民づくりの健康運動」と協力して大衆薬の基盤確立、高揚を計り、一般消費税制の問題もからめて「OTC」の健全な発展に努力して参りたいと思っています。

 九州山口薬学大会は、十月熊本市に開催されます。前年度福岡市開催の折は、福岡市薬剤師会に多大の援助を賜りましたが、熊本大会には多数の参加を願って薬剤師職能の向上に努力しようではありませんか。福岡市薬と会員諸兄の発展と会館の完成をお祈りします。

教育委員会より
 市教委・教育長戸田成一殿より社団法人福岡市薬藤野会長へ

 昭和54年6月14日   記(略記)

 本市学校保健に御援助を謝す、本委員会が実施すべき保健管理と運営業務の内、一部を貴学薬に委嘱していますが、現在委嘱業務と今後の委嘱計画は次の通り
一、現在委嘱している業務
現在学薬が行っている業務に就き(略)
二、今後委嘱を計画中の業務
 @諸法令(水道法、下水道法、環境衛生関係法、建築基準法の改正に伴う水質検査業務)。A定期検診における児童・生徒の尿の一次・二次検査業務

議案第一号 福岡市薬剤師会会館建設承認の件

藤野義彦会長説明

 昭和46年3月御供所町にありました福岡県薬会館が近火により一部類焼いたし、博多駅南岩戸ビル四階に借入しておりました。その折会館建設の必要性が強く感じられ、多数の会員を擁する福岡市薬が中心となって会館を建設し県薬もそれに入居する構想が立てられました。

 当時早速久保田市議会議員に相談し(現)今泉の土地を取得(フクニチ社と共有)する事が出来ました。その後県薬は現在の住吉の土地家屋を県より購入いたし多少改築しつつ市薬はその一部に間借り入居して現在に到っております。然しながら今後薬事法の改正、健保法の改正、分業の推進にともなって是非必要とされる試験DIセンター施設の設置をはじめ、水道法の改正により市教育委員会より水質検査検尿、検便その他の委託要請等あり(現に北九州市薬に於ては検査実施中)、福岡市薬としてはこれらの問題を充分消化出来るよう取りくんで行く必要があると思われます。

 第一次計画案(地下一階地上二階)。第二次計画地上四階に増築を計算して、会館建設プロジェクト委員会をもって、建設に関する諸事情に研究を重ねております。 委員長 冨永奎貧、委員 荒巻善之助・高倉博・白木太一郎・河野義明・馬場正守・柴田伊津郎

 なお建設資金面についても船舶、自転車振興会の補助金の申請、福岡県、福岡市の助成金等についても慎重に研究中でありますが、自主建設の場合の概算は別表を参照下さい。

 会館の建設は将来の医療に於ける薬剤師の職能を向上させるため必要、且有効な施設であることは勿論でありますが、より立派な会館の建設のため諸兄のご意見を尊重して参りたいと考えております。

建設費(目安)地下1階として 但し基礎4階建目安として
地上1階の場合  7,000万円 (187坪)
  2階 〃   9,200万円 (270坪)
  3階 〃   14,000万円 (435坪)

福岡市薬剤師会館資金計画概算
○ 薬局、一般販売業会員 437×1万円=437万円
○ 勤務、その他会員   115×3千円=34万5千円
○ 賛助会員        26×3万円=78万円
  計                549万5千円
 市薬本予算より繰入れ        500万円
 1年間の         計   1,049万5千円
 5年間内にて       計   5,247万5千円
事業利益         1年     0万円
(受託事業繰入金)    2年    500万円
3年 500万円
4年   1,000万円     
              5年   1,000万円
総計  8,247万5千円

-------代議員会に於る報告第一号------

今泉共有地買収に関する経過

古賀隆専務理事
・3月29日 理事会

 藤野会長より今泉共有地について次のような報告と協議の要請があった。なお市学薬の馬場会長も出席して補足説明がなされた。

 今回、水道法改正によって、数育委員会は小・中学校の地下貯水槽、高所貯水槽、末端の蛇口に至る水質管理と検査を行う必要がでてきた。この検査を衛生局に委頼すると、費用と時間がかかりすぎて実際に即した対応が出来ない。そこで、この業務を学校薬剤師会で引受けてもらえないか、と市教育委員会より馬場学薬会長に要請があった。学薬として当然引受けてやるべき業務と考えるが、そのためには
@ 検査26項目で、全小中学校が対象で学校薬剤師の片手間の仕事としては困難であり、専任の人を雇用しなければならない。
A 現在の学薬の場所では、広さからしても、できない。施設が必要である。但し、検査器具は市教委より借用できる。
B 引受団体は公益法人でなければならないという制約がある。
以上のことから、一学薬では引受不可能なので、藤野会長に相談があった。

 [藤野会長の考え]
 この問題は前向きに考えて、引き受けてやるべきと思う。市薬として、共有地については、いつまでも放置できず、この際フクニチとの話し合いのきっかけが出来た。市薬の試験センターなどを建設し、水質検査の業務も行えばよいと考える。

[理事会での結論]
各理事より、意見、質問が出たが協議の結果、全員一致で賛成、フクニチと折衝に入ることを承認した。

・3月31目 フクニチ新聞社訪問
 藤野、荒巻、古賀がフクニチを訪問して協力を要請した。
@共有地を分筆し、78坪を市薬独自で使用したい旨強調、考え方としては
A フクニチ所有権の78坪を市薬に譲渡する。
B市薬所有権の78坪をフクニチに譲渡し市薬は他に土地を購入する。この二つの方法もある。

 フクニチは役員会で検討し返答することを確約した。

 市薬はフクニチがBの楊合を考慮して、県薬隣地の船津医院所有地を打診したが、市薬の坪40万位で買いたいとの希望は問題にならないようだ。

・4月13日 会館特別委員会
 藤野会長より説明、報告、各委員より意見多数あり、この途中、フクニチより電話で 〔フクニチとしては〕
@分筆は同意できない
A市薬の土地をフクニチで買取りたい、坪50万円位までを考えている。
Bそれがだめなら、再び両者による共同の建築をしたい。
以上役員会で決定したとの回笞かあった。この返答について、委員会で協議の結果、 〔市薬としては〕
衝了ること。
@ 分筆して自己建築物を建てることで再度フクニチと折衝すること。
A フクニチ所有権の78坪を市薬で買取る譲渡を要望する。
B 市薬の78坪フクニチに譲渡する。但し、他の土地を購入する価格と等価交換を原則とすること。

 委員会終了後、藤野、富永、荒巻、古賀の4名で寿美医院を訪問、県薬隣接土地の分筆譲渡を打診する。分筆すると利用価値が減少するので、むつかしいとのことであった。4月20日古賀が再度訪問したときも同様の考えで、購入はむつかしいと判断した。

・4月23日 理事会
 フクニチが市薬権有地を買いたいとの申出があったこと委員会での結論などを報告、協議の結果、これを了承して土地探しをすることを決定。

・4月24目 代議員会
 緊急に追加議案を上程
 「試験DIセンターを含む多目的建造物建築のため、現に所有する今泉の土地について等価交換に準ずる売却承認の件」を議決した。

・5月11目 理事会
 土地探しには、藤野、荒巻が主にあたった結果、3ヵ所の土地をみつけた。ところが5月10日、フクニチより諸般の事情により買取ることが非常に困難となったので市薬で買ってほしいと申出があったことを報告、フクニチの変更について理事者間で、かなり強硬な意見が出た。

 藤野会長も承服しがたい感情にかられるが、この際、市薬のためには、どうしたら最も艮いのか、冷静に考えようと述べ、協議の結果、再度分筆の方向で哲需することと、買取る方向での検討もすることを決定した。価格は50万は出せない、今後フクニチとの話し合いで、その後のことは理事会で協議することを決める。

・5月18日 フクニチ来会

・5月30日 支部長会
 経過報告。分筆についてはフクニチが強く反対している ので、これに固執すれば当面の進行はむつかしい。今泉の土地を買取る方向で進みたい。

・6月2日 フクニチ来会
 北川社長より、資金繰り、社内事情などから買取ることが困難になり、買っていただくしかないとの結論に達したとの説明があった。

・6月11日 理事会
 6月2日フクニチ社長来会について内容を報告、市薬として買取る方向で価格の検討をする。意見が多数でる。

・6月12日 フクニチ来会
 藤野会長より価格が折り合えば市薬で買取りたい意向を伝え、価格について両者の考えを出す。6月15日にフクニチがあらためて返事をすることになる。

 フクニチとの会談後、藤野、古賀は市役所に久保田議長を訪間して経過を報告、市に対する折衝について相談、久保田議長の紹介で管財二課で、現況説明。

・6月15日
 フクニチより47万円が譲れる最大の線である、47万円で承知してほしいとの回答があ った。

・6月18日 緊急会館特別委員会
 フクニチ回答の47万円について意見交換、委員会としては47万円で買って結着をつけた方が将来的にみてプラスになるとの意見でまとまり、会長に答申する。

・6月18日 フクニチ来会
 委員会終了後、市薬でフクニチと会い、47万円で買取ることを伝える。フクニチも了 承する。

・6月18日 市役所訪問
 フクニチとの会談後、藤野、古賀は管財二課を訪問し、経過報告をする。

・6月19日
 管財課よりの電話で、提出文書の原稿を市に持参する。

・6月23日  文書については市の文案でフクニチ、市薬の両者の名前で市長宛の文書として提出。

・6月24日
 市に提出した文書について、当初の市薬の文案といちじるしく異なっているため、その真意と実情を確認する必要があると判断して、藤野会長が関係先へ電話をし、この間のいきさつなどを確認する。

・6月25日
 午前、古賀が管財課を訪問、提出文書について真意を確認、売買の承認を得る。
 午前11時より三役会
藤野、冨永、荒巻、古賀、藤原、斉田(顧問)が出席して、経過報告、最終打合せをする。本日フクニチと売買契約をすることを決定、フクニチに連絡する、市薬から藤野、古賀、藤原、フクニチから社長室長経理部次長が出席して、柴田英幸司法事務所にてフクニチと売買契約を終る。
◎譲渡承認について市より提示された条件
@ 市薬は払下げ条件である会館建設をすること。
A 会館建設後5年間は他に転売譲渡をしないこと。

代議員会における質疑応答

・馬場勘二代議員
 無理な計画はつつしむべし、外郭団体特に福岡市、県の援助を求めて努力せよ。

・藤野会長
 充分検討中である。先の休急センター記念式の折も市長、助役、衛生部長に願入した。

・藤原会計常務理事
 現在の会費五万三千五百円は値上しない。県薬納入の県薬会館購入費一万円は本年で終了、これを継続して市薬会館建設費にあてたい。

・藤野会長
 四階建設は一億四千万借入れ見込となるので見合せたいが船舶協会は増築を認めないので四階建設で中請し、自主資金と両方の計画で行きたい。現在会費五万三干五百円の中市薬会費は一万五百円、勤務部会は二干円、他の支部より少い。北九州市薬の事業は五年経過して現在年一干二百万円収入と聞いている。

・高杉代議員
 会館建設は会員に周知不足

・古賀専務理事
 今般支部別に組織変更のため支部長会は随時開催するが部会長開催の不足、おくれ等で周知不児分の点があったと思う。執行部として反省し組織のあり方を充分検討する。

・冨永副会長
 福岡市との契約が一年内建設となっており、船舶協会への申請の期日の関係上代議員会の決定なければ前進しない。

・馬場勘二代議員
 学薬が実際の作業に当たり二年後は収入も多くなり、返済の目途も早目に立つのではないか。各区にセンターの必要を感じる。今泉は西区、東区等遠距離で利用価値少い。

・藤野会長
 学薬に水質検査その他の事業に当って頂くが根本は薬剤師職能の範囲に於て試験DIセンター設備等多々あり、市教委から受託事業も社団法人福岡市薬剤師会が受けることになり管理その他市薬が全責任をもってこれに当る。

・冨永副会長
 地上二階、四階かが問題である。例えば熊本ではA会員七万五千円、広島では市内A会員二十四万円等の負担となっている。借入金多大になるのは不安である。

・藤原会計常務理事
 一億の借入れで会員五万円の負担になる予定である。

・国武代議員
 執行部の考え方に問題がある。この際一時金を微収せよ。奉賀帳式の物を廻して寄付を 集め、自らの出資の元でより立派な会館建設を目ざせ。

・藤野会長
 前向きの御発言、良く意を体する。全員の中に執行部を叱咤激励するお方が多数居られて大変心強い。

薬剤師会

・赤坂代議員
 今泉土地代金の出所如何。

・藤野会長
会館建設積立金 二千四百万
銀行借入    一千四百万
 合計     三千八百万

・その他熱心な意見の開陳あり、次の二件を提案
@基金(船舶等)入金確定の際は地上四階建とす。
A自主資金の際は地上二階
 議長、代議員に贅否を諮り賛成29名。(30名)可決す。
 代議員諸兄の熱意ある意見助言に執行部謝す。

◎今泉土地の買取価格(156.18坪)

 昭和48年  78.09坪 14,032,265円 登記料 409,100円
 昭和54年  78.09坪 36,636,500円  〃  693,500円
       156.18坪 50,668,765円  〃 1,1102,600円
(坪当り 324,425円)
◎ 昭和48年の鑑定士の評価額
       7,092万(坪 45万4千円)


「寄稿文」 昭和54年9月1日 会報第6号

◆ 覚せい剤乱用の実態 ◆

  福岡県衛生部薬務課 麻薬係長 市瀬 堅次郎

 我が国の薬物乱用の歴史は、戦後の覚せい剤で始まったといわれている。戦前の我が国は、ケシ畠の総面積が約八一○平方粁に及ぶ世界有数の栽培国で、大麻にいたっては、干年を越す歴吏にもかかわらずアヘン系薬物、大麻の乱用による依存者はきわめて少なかった。

 何故覚せい剤が我が国にとって不名誉な薬物乱用の元凶となったか、その背景を探ってみたい。覚せい剤、ヒロポンで代表されるこの中枢神経興奮剤は、戦時中戦意高揚の名のもとに軍隊の中で夜間作業や突貫作業などに使用されたが、完全な管理体制下での使用は薬物依存にまではいたらなかった。

 しかし、終戦後の混乱と虚脱の中でその時代を土攘として我が国の薬物乱用の歴史が芽ぶいていったのである。この時代は、夜間労働者、芸能人、文筆家、ホステス等特定の者が乱用者の中心で、初めは錠剤を、次いで注射薬が売り出された時点からその即効性を求めこれに走る者が多くなり使用量も増加していった。

 覚せい剤乱用がピークをしめした昭和29年には、検挙者が五万五干名を越え、推定常用者五五万名、精押異常を伴なう依存者は二十万名といわれた。我が国の薬物乱用の第一期は、こうして多くの乱用者をうみ、大きな社会問題化したのである。これに対し法の改正、取締の強化、国民運勤の展開等により昭和30年覚せい剤乱用は急速に減少した。

 そして乱用者第二期・ヘロイン乱用時代を迎えた。これには、暴力団が密売ルートを握り資金源として莫大な利益をあげていたことが更に問題を大きくしたが、対策強化により40年から45年にかけて薬物乱用は、一時的に平穏時代をたどった。

 45年を境として再び覚せい剤が乱用者の手に戻り第三期薬物乱用時代の幕があき現在に至るまで増加の一途をたどっている。乱用の時代背景は、終戦後の第一期とことなり安定した社会の中での乱用は、遊びの要素が多く、これに加えて暴力団が有望な資金源として販売拡張をはかり、さらに供給源が密輸入によるもので源を絶つことの困難性が乱用者の増加に拍車をかけている。

 石油ショック以降の不況下での暴力団は、資金確保にあらゆる手段を使ったが、覚せい剤密売がうむ資金は大きく、一兆円産業といわれる暴力団資金の44%四五八〇億円をかせいでいるといわれている。

 覚せい剤乱用の現状は、53年検挙者一八○二七名に達し前年比22%増となっている。福岡県の検挙者は、六六三名で東京、大阪、北海道、神奈川、静岡に次いで検挙者の多い県となっている。

 現在の乱用者層は、一般市民層特に会社員、主婦層への蔓延、青少年層への浸透という深刻な局面を迫えている。十九才以下の検挙者の全体に占める割合は、年々増加し、女子高生がだまされて覚せい剤を注射され売春を強制された事例、中字生が覚せい剤を密売した事例、小学生のとき覚せい剤を注射され常用者になった事例等が起っている。

 また乱用者の職業では、暴力団関係者が大部分を占めてはいるものの、検挙者中に占める割合は毎年低下してきており、(49年62.8%、50年59.7%、51年58.7%、53年51.7%)乱用の一般化がこのことからも知ることができる。末端使用者は、身代をつぶし、詐欺、窃盗、売春、強盗等を働き自らが売人になるなど転落の道をたどっている。

 乱用に使用される覚せい剤の多くは、密輸入によるものであることは前述したが、その手段は非常に功妙化し、覚せい剤八〇グラムを指サックにつめ糸でしばりのみこみ糸の一端を歯にひっかけて密輸入しようとした事例、外国航空郵便小包にした陶器製花ビン内に隠匿して郵送してきた事例等がある。

 密輸入した覚せい剤は、増量剤を加えて(八対二とも六対四ともいわれている)うすめ末端価格一グラム三〇万円位(原価一グラムー万円前後)で販売されている。密輸入の仕出地は、韓国、香港、台湾、タイ、マカオ等で最近は、監視体制の厳重な主要港をさける傾向があらわれてきている。福岡県は、国際空港、主要海港をひかえており特に韓国には最も近く、まさに「ねらわれた地域」といっても過言ではないと思う。

 覚せい剤乱用の現況を簡単に述べたが、覚せい剤中毒による幻覚、妄想等の精神障害がもたらす症例、犯罪事例等については、機会があれば改ためて紹介したい。覚せい剤乱用防止は、我々に与えられた重大な使命であり「覚せい剤、国を亡ぼす」といわれないよう努力することが、ひいては総ての薬物乱用の防止につながるものと考えている。一般の方々のご協力を切に望むものである。



女子薬福岡支部より  福岡市女子薬会長 江口 春子

 春先から雨が多いままにつゆとなりその梅雨の丁度晴れ間が出た六月二十四日に女子薬福岡支部の総会を開きました。

 新天町レストラン「マルベニ」で十一時より開会、支部長挨拶につづいて福岡県女子薬会長田中美代先生より御祝辞をいただき、最近の薬業界のこと並びにもろもろの御指示・注意などをお聞かせ下さいました。

 次に議事に移り五十三年度の事業報告決算報告を終え、五十四年度の事業計画と予算案に移り会員の承認を得て議事を終了しました。御案内申し上げていた藤野市薬会長に御出席をいただきましたので、くわしい市薬の仕事などをきかせていただき、会員一同感動いたしました。

 特に調剤薬局、保険薬局に動務するに当っての御忠告は心しておかねばならないことでした。このあと昼食を皆さんとともにして、本年度の総会を終了することができました。総会を開いて、本日出席された方の一致した考えは、出席の顔ぶれがいつも同じだという点、支部長として猛反省をいたしております。どうぞ、今後もろもろの行事に会員の方の御出席をこの頁を借りてお願い申し上げます。


遠い日  市薬理事 江口春子

 東京の薬専を出る事になったが丁度中耳炎をひどく患っていたせいで、職を探すでもなく家によろこんで帰った。昔の関東州大連現在の中国の旅大市に実家はあった。帰って間もなく友人の総合病院薬局に勤務することとなった。

 病院は中国人街の入口の様な所にあり、中国人の患者さんが多い忙しい病院だった。薬局は局方品ばかりの調剤で漢方薬はなかった。病院より少しはなれた所に漢方専門の薬屋があり先輩が勤務しておられた。

 当時でも管理薬剤師の名義は必要で警察の衛生課に薬務課があった。先輩がおられなければ訪れなかったと思うその漢方薬店に何度かお邪魔した。従業員は先輩を除いて全部中国の人で長い黒っぼい中国服を着用しており、店内は天井が高くても採光は悪く、薄暗い感じで漢方独特のいり混じった匂いは店いっぱい立ちこめており、引出しばかりの陳列ケースが並んでいた様に覚えている。

 調剤室なるものはやや明るい部屋で、上皿両天秤の皿は直径土柵位の大きな天秤だった様な気がする。現在のような漢方薬ブームがその当時あり、又私がブームでなくても向学心に燃えていたら漢方にその時精通出来たのに愚かな事にも、病院勤務に追われてサッパリその気はなく、そして戦時中となり世の中はあわただしくなってしまった。

 この年になり遠い過ぎし日をふり返り、なつかしさと同時に悔む想いでいっぱいだけれどもうあと戻りは出来ない。第二の故郷大連は今日中国交回復で訪れる機会はあるけれど、昔の心に残ったままの街で想出のみで過すべきか残り少ない人生に今一度出かけるべきか迷うこの頃です。

 それにしても病院も漢方薬のお店も中国で共に働いた薬局の人々皆なつかしさばかりでいっぱいで、じっと瞑想すれば遠い日は昨日の様にいろいろの事を想い出してます。


薬学系の就職状況について 福岡県女子薬副会長 城戸 嘉寿子(第一薬科大学に動務)

 世間では円高不況といわれる状況の中で、ここ二、三年一般的な就職状況は悪化していますが、薬学系の就職はまだまだ売手市場がつづいている感じです。最近の学生は高校時代からすでに大学卒業後の就職のことまで考えて進学校を選ぶという傾向が出て来ているそうです。そこで高度成長時代には花形であった工学部は敬遠され、理工系志望の学生が薬学の方へ流れて来ている感じがします。

 昨年の薬学教育協議会の報告によれば、昭和五十二年度の例では全国の大学卒業生の就職率は約70%で、薬学系のそれは約60%ということです。しかしこれは就職率が悪いのではなくて、始めから卒業の時点で就職を希望しない学生が40%近くいるということで、就職を希望した人は一応100%就職出来るということを示しているのです。

 薬剤師職能は、主なものをひろってみただけでも、薬局開設、勤務、病診の薬剤師、検査技師、衛生行政、製薬会社、化学工業等の従事者など多岐にわたっています。これら職能のどの方面を希望するかということは以前に比べてここ四、五年、大きく変って来たようです。一昔前までは男子学生は一流メーカーといわれる製薬会社への就職を希望する人が多かったのですが、昨今は一流会社といえどもプロパーという職種は人気が下降して来ているようです。それに代って病院薬局や調剤薬局を希望する人が多く、これは最近臨床薬学が盛んになったことや医薬分業推進の時流によるものと思われます。又いつの世でも安定しているということで公務員の人気が根強いようです。

 では就職を希望しない人の動向はといいますと、大学院への進学が14〜15%、病院などへの研修生が3〜4%で残りは定職につかない人達です。近ごろの学生は一般につらいことをさけたがる傾向が強くアルバイトなどでも結構食べていけるものですから、定職について責任をもたされたりノルマを謀せられたりすることがいやらしいです。

 概して無気力、無関心な傾向が強くなり、自分の力を試してみようとか、あえて苦労の多い中に飛び込んでみようというような気がいには乏しいようです。そして年々、就職に対する熱意も低下して来ているように感じられる昨今です。


厚生省医薬品情報

 右の情報は現在No.8まで発行すみですが  日本医師会雑誌に掲載
No.1レセルピン系薬剤と乳がん
No.2抗テンカン剤の催奇形性
経口糖尿病剤の使用上の注意事項の改訂
No.3ビスマス塩類精神神経障害
黄体卵胞ホルモンによる妊娠診断
No.4リンコマイシン及びクリンダマイシンによる偽膜性大腸炎
βブロッカーの急激な投与中止による危険性
No.5黄体ホルモン剤と先天異常に関する疫学調査
抗不安薬の催奇形性
No.6卵胞ホルモン剤と子宮内膜がん
同アスピリンの妊婦及び胎児に及ぼす影響
No.7ビクアナイド系経口糖尿病用剤による乳酸アシドシス
  アミノピリンのニトロソ化反応による発がん性情報
No.8ペソタゾシンの依存
  クロフイブラートの疫学的調査結果
       以上

 左記の件につき資料を必要とされる会員の方は市薬剤師会事務局を通じ、亦は直接九大歯歯学部病院薬剤部長河野義明(市薬常務理事)へ御連絡下さい。河野理事が直接厚生省と連絡をとって資料を揃えております。


生涯教育テキスト予約申込みについて

 この九月より放送の日薬の生涯教育「病気と薬剤」のテキストの申込みを左記の通りうけています。


書名  「病気と薬剤1」 会員版約280頁
価格  会員渡し価格一冊 2,400円(送料共)
申込み 福岡県薬剤師会


第一回学術委員会  委員長 河野 義明

 7月5日(木)午後1時より、第一回学術委員会を県薬会館会議室にて開催した。  河野、吉本、成沢、坪根、松井、山田、甲斐田各委員が出席して、左記の事項が熱心に協議された。

▲薬事情報伝達の実施について

 厚生省の医薬品副作用情報および厚生省医薬品情報(ドクターレター)は日本医師会雑誌、日本薬剤師会雑誌、日本医事新報、月刊薬事などに掲載されているが、必ずしも会員に徹底していない傾向があるので、収載卷、号、頁を福岡市薬会報に載せて注意を喚起したい。

 ドクターレターは厚生省から取り寄せることを考えたい。
 薬効再評価に関しても将来、検討して会員に知らせることを考える。

▲Q&Aの実施検討の件

 薬局店頭で、患者からの質問に対しあるいは会員自身の質疑に対応するために、電話によるドラッグ・インフォメーション活動の窓口を、問屋のDI室である川口屋・甲斐田先生、九宏薬品・山田先生にお願いして設けることになった。なお会員は区分けによらず、好みのDI室を自由に選んでよいことにした。

 病院薬局に関する実践的な問合せがあったときは、DI室から吉本先生に問合わせる窓口も開くことにした。
 川口屋DI室
 (092)711・2737
 九宏DI室
 (092)281・7556

▲昭和54年度研修会計画案

 次の3件についての研修会を計画することになった。
@休日急患診療医薬品集2版の意義・利用法
 ドラッグ・インフォメーションの基礎についての研修会
A臨床検査の基礎知識と臨床値の読み方についての研修会
B休日急患の調剤申し合わせについての研修会

▲その他

 直販メーカーの錠・カプセル剤の識別コード番号を可能な限りの方法で収集する。 ―清水文庫について=
     吉本図書委員長
 吉本理事より図書委員会の決定事項が報告された。
@図書一覧表作成
A貸出禁止図書を決定、必要の場合にはその部分コピーのこと。
B購入図書は委員会で決定
C開局向きの漢方薬等の図書を補充


お知らせ

処方箋応需に必要な基礎講座
主催福岡市薬剤師会
       担当 成沢常務理事

一、薬局窓口に於るDIに就て
  市立第一病院吉本

二、医薬品集(休日急患セ)の活用について
  九大歯学病院 河野
期日 9月9目 1時〜5時
場所 博多パークホテル
 案内状別送します。全会員の御出席を期待します。

備蓄薬品

福岡市休日急患診療事業五周年記念式典

・昭和54年7月18日(水)
・主催 福岡市、市医師会
・於て 西鉄グランドホテル

・休日急患診療事業は昭和49年5月3日からセンターを西新病院内におき発足し、漸次診療所、診療科目を増加して福岡市民に好評の中で大へん信頼され利用されてきた。

・福岡市薬剤師会も当初よりその事業に精力的に協力して成果を修め、薬剤師としての 職務を充分に発揮し亦認められております。

・式典に当り 左記受領
@感謝状 福岡市長より
A記念品料 福岡市医師会より

 休日急患委員の諸兄は会員と協力して薬剤師としての専門職をもって医薬品集、中毒早見表の作成をはじめDIセンターとしての役目をはたし、今後の活躍に大いなる期待 がもたれています。


理事会(抜粋)

▲第81回 7月7日
会館特別委員会と合同開催

・会館土地購入経過報告
・代議員数報告(10名に1名)
 東4、博多9、中央9、西10、南6、勤務4、卸1
 代議員総数 43名

・今後新たに市教委より委嘱される事業の内容、設備、人員等につき説明−馬場会長

・会館プロゼクト委員 任命

▲第2回 7月26目
・会館フロゼクト委員―報告
 熊本、広島、北九州に就て


支部長会と部会長会

◎昭和54年7月14日(土)
支部長全員、正副会長、古質専務出席  司会―古賀

・第81回理事会 会務報告
・今泉土地買収経過報告
・臨時代議員会、総会開催の件
・支部制による代議員選出の件
・会費早期納入の件、要望
・親睦ソフトボール大会の件

◎部会連絡会(支部長主催)

 全員の部会長出席し、酷暑の県薬ホール(冷房なし)部会長の熱気にて窒温35℃以上。
・昭和54年7月26日於県薬会館 司会−礒田正之東支部長
 今日は臨時代議員会に先だって会館建設亦その資金調達法等に就て各部会長の御意見を承りたい。

議事―大黒隆男南支部長
 前日の支部長会に於る会館建設の構想について経過報告

 質疑応答
・水質検査依頼は当然市当局で行うべき所を何故市学薬に依頼せしか。
・会館建設は研究不足、数年かけて充分再検討せよ。
・会館は会員のシンボルである。諸物価上昇中今の内に四階建以上の立派なのを立てよ。
・会員も勿論応分の負担をするが、市在住の薬業関係団体より寄付をとれ。
・分業を推進して1%手数料の収入増をはかれ。
・建設の具体案を示せ。
・会館建設問題について一般会員に周知徹底していない。
・私の部会は部会員全員を集めて会館建設に対する竟見を聞いたが全員賛成であった。


= 市 薬 日 誌 =

6月1日  市薬会報第5号発行
  2日  フクニチ北川社長、佐谷常務来会
  4日  レセプト審査(高倉委員長他)
  7日  休日急患委員会(成沢委員長)
  11日  市薬理事会
  12日  市学薬講習会
  〃   市役所久保田議長、管財課訪問(藤野、古賀)
  16日  市薬勤務部会総会(荒巻)
  18日  常務理事会、会館特別委員会
  〃   市役所管財課訪問(藤野、古賀)
  19日  福薬連理事会(藤野)。保健所・薬務課・市薬3者懇談会
  〃   江口利雄県議一藍綬褒章受賞記念祝賀会(藤野)
  23日  博多支部総会(堀江支部長)藤野、荒巻、山手
  24日  福岡市女子薬総会(藤野)
  25日  市役所管財課訪問(古賀)。市薬三役会
  〃   柴田英幸司法事務所にてフクニチと売買契約
  29日  北九州市薬剤師会館落成祝賀会(荒巻、古賀)
7月4日  試験・DIに関する打合協議会(九大・堀岡、藤野、荒巻)
  〃   レセプト審査(高倉委員長他)
  5日  市薬三役会。学術委員会。図書委員会。
  7日  会館特別委員会、理事会
  14日  支部長会、会館建設プロジェクト(冨永委員長)
  18日  社保委員会(高倉委員長)
  〃   休日急患5周年記念式典一西鉄ダランドホテル
       (藤野、荒巻、古賀、河野、成沢、獺越)
  20日  熊本県薬センター調査(冨永、馬場、柴田)
  21日  会館建設プロジェクト(冨永委員長)
  23日  日本船舶振興会・日薬本部へ(藤野、古賀)
  〃   広島県薬センター調査(冨永、白木(一))
  26日  部会連絡協議会(支部主催)
  28日  臨時代議員会・総会
  29日  荒巻副会長実父葬儀一妙徳寺
  30日  県薬試験・DIセンターに関する協議会(藤野)
8月3日  県薬務課長と懇談(藤野)
  4日  レセプト審査(高倉)。会館建設プロジェクト(冨永)
  9日  休日急患委員会(成沢委員長)
  10日  会館建設プロジェクト(冨永委員長)