会報第42号 | 平成3年7月31日 |
<会員の広場>
和の心をもって 福岡市薬剤師会代議員 副議長 山手 陽一 突然が重なってとまどっていますが、会報に原稿を依頼されましたので薬剤師会員として元役員として歩いて来た道を振り返ってみたいと思います。先の市薬代議員会で突然副議長に推され、一線から引き下がっている私が、代議員としても最後の奉公とお受けしました。 重要課題が山積みしている現状ですが、薬剤師会が薬剤師協会時代から、諸先輩の血のにじむようなご努力の積み重ねで今の市薬があることを思うと感慨深きものがあります。 私事になりますが、昭和33年開局間もなく、部会内でスーパーマーケットの内に薬品部の開設申請がなされ、私達は反対運動に立ち上がりました。恐らくスーパー内の薬品部開設は全国で、初めてではなかったでしょうか。医薬品の乱売が盛んになったころで、関西で栄薬品(現ダイエー)が問題になっていた時代です。 スーパーの同一店舗内はだめだ、いやそんなことは法にないと色々陳情、交渉を繰返し、スーパーの外に囲いをして薬品部を許可することで落ち着きました。 そんなこんなで昭和34年頃から誘われて県商業組合、福岡地区医薬品協同組合の理事として、白木先生初め諸先輩先生方のお供をする様になりました。以後30年近く、又、その後市薬理事として組織、商組を担当し10年余りいささかなりともお役に立ったのではないかと、自負しております。 その間私達小売商業組合は再販問題、距離制限問題等を初め諸問題は絶えることはありません。私は学術的なことは解りませんが、諸問題に当たり、誠意をつくすことに努力し皆さんとの和について全力をあげて来たつもりです。 一番思い出深いのはダイエーの福岡出店の時です。詳しいことは書きませんが、解決までに2年以上にわたったのではないでしょうか。解決するには和が必要です。お互いに喧嘩別れのままでは解決にはならないと思います。 ダイエーショッパーズの当時業務課長の土屋氏とはその時からのお付合いです。大名警固部会(同笑会)の集会にも出席され、以後問題が起こればお互い話し合い理解して現状に至っていますが、最近土屋氏はユニードダイエーの常務としてご活躍です。 これは一例に過ぎませんが、私は30年近く多くの方々と接しました。あん畜生と思われた方も多くあるかもしれませんが、それ以上に多くの方々にご厚情をいただいていると思います。 開局している以上隣は敵だとよく言われますが、一面はそうでしょうが、一面は良き隣人といえます。市薬会員、非会員共に小売薬業に関係する人々が業界発展のためにはお互いに和の心を持って……。 | |
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<会員の広場>
えー?、私が?? 早良支部早良部会 入部薬局 橋口 扶佐子 敢えて、誤解を恐れずに言わせていただくなら、社会的生活に目覚めた女性にとって、主婦という枠の中に閉じ込められるのは、たいへん苦痛です。 限りない家事(洗っても洗っても、また、汚れる服、作っても作っても、また、作らなければならない食事、片付けても片付けても、また、散らかってしまう部屋……本当に非生産的な事ばかり)それに、了育ての閉塞感。もちろん、それなりの喜びを見出Iすことは可能ですが、時々、ふっと、こんなことをしていていいのか、と思うのです。 そういう生活に飽き足りず、生きがいを求めて、怖いもの知らずで始めた薬局でしたが孤独な戦いという点は免れませんでした。男性の先生と違って、主婦であり、母であるために、エネルギーをかなり削がれる部分があって、(というのは言い訳かな?)薬剤師会に入っても、時々研修会に顔を出すのがせいぜいで、20年前の知識に頼って営業している不安と後ろめたさを、常に感じてきました。(この話を始めると、とても、語り切れないものがあって、別の機会に譲ります) 兎に角、フツー-のおばさんにもなれず、フツーの薬剤師にもなり切れず試行錯誤の毎日でした。それでも、いつまでも若く(?)未熟者で、駆け出しのつもりでいた私に、晴天のヘキレキのように降って湧いた部会長の話し。最初は「とんでもない!!」話だと思ったのですが、部会会員の方々を思い浮かべても、皆様色々事情がお有りで、替りに引き受けて下さりそうな方がなく、そうか、消去法か、やるっきゃない、と聞きなおって、お引き受けしました。 すると、自動的に、運営委員、代議員等、引き受けざるをえなくなり、今私は、心の中で悲鳴を上げています。(実際に「ミスキャストですよ、ミスキャストですよ!!」と、叫び回りました)まぁ、初心者はカタチから入るより他ない、という感じです。 そして運営委員会等に出席するうちに、私は新鮮な驚きと感動で胸がいっぱいになりました。仲間がいた!!という喜びです。 開局以来、同年代で、女性の開設者というのが少なく、薬剤師同志の交流がなかったのですが、先輩の諸先生方と話す機会に恵まれて耳を傾けていますと、皆様、青年のような純枠さを心に持ち続けておられて、こんな古くさい議論をされるのかと驚かされることがしばしばです。薬剤師の職能に対する誇りを失わず、会員として頑張っていらっしゃる。大変心強い限りです。 私白身、病薬の先生方と、開局している私達とでは、職種が違うのではないかと恵うほど業務が違っており、ある種の劣等感を待っていたのですが、そういうふうに捉えるのは違っでいるのではないかと思い、開局薬剤師としての楽しさ、喜びが、やっと分かるようになってきた所です。薬剤師版、赤ヒゲ先生といったところです。 井の中の蛙で、何も知りませんでしたが、似たような生き方を追及している仲間に巡り合えただけで、この役をお引き受けして、本当に良かったと、感謝しています。 しかし、これは、かなり建て前の話で、実際には、止むを得ず得ず、というか、甘んじて、というか、なまけ者だった私にとって、ここらで目覚めよ勉強せよ、という神の声だったのかも知れません。 患者の生の声が聞ける得がたい立場にあることを肝に命じて、自らを卑下することなく、 女だからと廿えることなく、草の根レベルで、地域医療に貢献していきたいと、決意を新たにする今日この頃です。(ふっ、これで合格点がもらえる結論が出たかな?) | |
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<会員の広場>
薬草観察会に参加して 中央支部平尾部会 南口調剤薬局 遠藤 誉理男 5月26目(日曜日)今宿野外センターにおいて、福岡市薬剤師会主催の薬草観察会が開催されました。参加人数54名。私は2年前に福岡市薬剤師会に入会し、こうした企画こ初めて了供と一緒に参加しました。 前夜まで降り続いた雨が、この目の朝は雨も止み絶好の人気、会場で受け付けを済ませた後、市薬専務理事、なはたれ薬局の冷川先生の説明で、センター内に栽培されている約30種類ほどの薬草の特徴、見分け方、薬効など分かりやすく解説していただきました。流石に薬草の見識が豊で感心するばかりです。 次に沢伝いに天然の薬草を観察、中でも興味深かった2、3例を紹介しますと、切り傷、打ち身などに用いる、オトギリソウ(弟切草とも書く)、昔ある鷹匠の家に代々伝わる秘伝薬オトギリソウのことを、弟がライバルの鷹匠の娘にもらし、怒った兄が弟をり切り殺したとい伝説によるもので、その時の血しぶきが葉や花について黒い斑点になったと伝えられる話。 滋養強壮などに用いられるユリ科のアマドコロと外観がイ以ているナルコユりとの見分け方、アマドコロの茎は角ばっているのに対し、ナルコユリの茎はまるく実際に触って判別。 また、鎮咳剤で麦内冬湯としてよく用いる、麦内冬のジャノヒゲ、別名リュリノヒゲの塊根などあまり身近にあり驚き、自分白身の不勉強さを実感し、反省させられました。 この間やはり子供達は退屈とみえ、沢の小川で、サワガニなどを収って遊んでおりました。2時間ほどで観察会を終了し、待ちに待った焼き肉パー-ティー、ここでも実行委員の方々の用意、準備の良さに感心いたしました。キャベツ、レタスなど洗った後、小さなビニールにパッケージして食べやすくしてありますし、カルビー、ロースとお肉も余るほどあり、みなさん十二分に満足された様子でした。 ところで男性群は、ここでビールでもあればとばかりに、(おお神よ!我にビールを与えたまえ!と祈るのですが、無情にもこの願いは聞き入れてもらえませんでした………。)それにひきかえ満腹した女性群は、童心?に帰って、シロツメグサで王冠や首飾を作って、お姫様いやお嫁さんごっこで楽しんでおられ、1時半ごろ。 皆さんで後片付けをした後は記念写真で終会となりました。 最後に実行委員会の先生方、木当に楽しい一日をありがとうございました。前日夜まで雨の為、朝、気象台に15分ごとに電話され大気の状態を確認されるなど、ご苦労されたそうでナ。帰りの車に乗って1時間もせぬ内に、どしゃ降りの大雨が降ってきました。先生方の日頃の行いがよく、天まで通じたものと思われます。 日頃薬剤師さん同心、交流の少ない中、こういう交流の場を設けていただき、尚且つ健康的な野外活動プラス栄養満点と3拍子揃った次の機会(企画)を楽しみにしております。 | |
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〔フレッシュさん紹介〕
7年目に旗揚げ宣言 南支部高宮部会 薬局ヘルシー高宮 坂口 久美子 七年前に雨区高宮に問局して、やっと薬剤師会にも入会でき、一息ついている今頃です。振り返れば、3才と1才の子供をかかえてのアタフタの毎日でした。子育ての一番大切で手のかかる時問の開伺だっただけに、子供達には、犠牲を強いることばかりで、開局したことを後悔したのも事実です。 しかし、今は亡き父がさせてくれた薬局なので、何とか続けてきました。月日の経つのは早いむので、子供達もヤット、手のかからない年頃になり、私も落ち着いて仕事に取りかかれる様になりました。と問時に、自分の仕事に対し、反省なり総括する時期がきました。 当店は主人がサラリーマンなので、私一人で薬局をしていますものですから、父兄参観日、勉強会、習い事等、人並みにするには、しょっちゅう店を閉めるしかありません。お客さんからの苫情に、当初は心を痛めておりましたが、最近では、まず自分白身と自分の家庭を優先して行こうと割り切れる様になりました。 しかし、このような形で、店が成り立つには当店に、こだわって頂く方向づけが必要なわけで、要するに勉強しかありません。幸いにも、当店はサンクロンという商品を扱い出して、創健会に入会し色々と勉強させて戴いておりますので、創健生活をベースにした考えで、お客さんと接し続ける方針が出来ております。 この小さな、薬局が、生き残れる為の絶対必要条件は、明確なのですから、一生懸命勉強しなければと思っております。勉強する機会があれば、どこへでも飛んで行きたい心境ですが、何せ一人で店をする者のジレンマはつのるばかりです。 南支部長の大庭先生が、おっしゃるには、薬剤師は、物売りではなく、自分の処方を売る様にならなければいけないとのお言葉に全くうなずけました。私自身、子育ても一段落つき、これからが、薬局業の出発点だと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。 (S52.日大薬学科卒) | |
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<情 報> 学術委員会
インスリンの点眼投与 インスリンは現在臨床上、筋肉内や皮下ヘの注射投与であるが、注射による投与は患者に苦痛を伴うことが多く、また副作用発現の可能性も高い。そこで注射に変わる投与経路として鼻、□腔、膣、直腸、肺、皮膚などの各種粘膜投与・経路が検討されているが、注射に比べるとまだ吸収力は十分とはいえず、眼の粘膜からの吸収が検討されている。点眼投与の場合、瞼の裏側にある粘膜から吸収され、結膜下組織中の血管に入り全身に移行するものと鼻涙管を通り、鼻粘膜より吸収され全身に移行するものとがある。 結膜の粘膜は鼻や消化管の粘膜に比ベインスリンを分解する酵素活性が低く、投与部位として適しており、ある種の吸収促進剤や基剤の併用で大きく改善され、点眼投与がインスリンの投与経路として有用であると期待される。 ペン型インスリン注入システム(ノボペン)療法について 従来、インスリンによる糖尿病の治療は、中間型インスリン1〜2回/日の注射であった。が近年、強化インスリン療法が進められている。これは、健常者に見られる生理的なインスリン分泌パターン(生理的な定常状態を維持するに必要な基礎インスリン分泌と食事に伴うインスリンの需要増に対応する追加インスリン分泌)に近ずけ、血糖コントロールを良好なものにし、血管合併症を防止しようと試みられている。 その際、従来の注射器に代り、注射液をセット出来るペン型インスリン注入システムが開発された。@バイアルから注射器に吸引する手間が省け、自己注射が迅速且つ簡便にできる。A携帯に使利。B視力障害者でも正確に注射できる。C従来の40単位/m1製剤に比べ注入される液量が少なく痛みも軽減される。という特徴があり、頻回のインスリン注射を要する強化インスリン療法に適したシステムである。 抗癌剤が癌を誘発 癌治療の進歩に伴い、癌患者の生存期間が著しく延長し、完全治癒率が増大するにつれて、抗癌剤による2時癌の誘発(各種アルキル化剤による非リンパ性白血病)が問題になっている。アルキル化剤などを強力に使用した例では一般人口中の発生率に比べ、ホジキン病では約10倍、悪性リンパ腫では約37倍に達している。 卵巣癌、肝癌、乳癌、小児癌などでもアルキル化剤を用いた症例の白血病発生率は高い。国際癌研究機構ではヒトに対して発ガン性を有する物質を、動物実験や疫学調査の成績からグループ1(ヒトに対して発ガン性が明らかな物質)にはクロラルブチム、メチルCCNU、シクロホスファミド、メルファラン。グループ2A(ヒトに対する発ガン性の可能性が高い物質)にはドキソルビシン、BCNU、CCNU、シスプラチン。グループ2B(ヒトに対して発ガン性の可能性がある物質)にはプレオマイシン、ダウノマイシン、マイトマイシンが挙げてある。 | |
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研修会報告 【学術研修会】 1.日時 平収3年6月27日(木)午後7時 【薬物療法研究会】 1.日時 平成3年5月29日(水)午後7特 【第1回小太郎漢方研究会】 1.日時 平成3年5月10日(金) 【第2回小太郎漢方研究会】 1.日時 平成3年6月6日(木) 【第1回漢方学術講演会】潟cムラ主催 1.日時 平成3年5月21目(火) | |
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<広 報>
会員募集と表彰 福岡市薬剤師会 副会長 藤原 良春 現在市薬では「学校薬剤師」と「県公衆衛生協会員」を募集している。 1.福岡県公衆衛生協会の沿革 2.会員数(平成3年3月31日現在) 3.平成2年度事業 4.会 計 5.役 員 概略は以上の通りであり、薬剤師会員について見ると、市学薬会員の全員、また県学薬においてもほぼ全員が会員となっており、非学薬の会員はほんの数人である。 当協会の規則第3条に「この法人は、福岡県における公衆衛生の向上を図るため、財団法人日本公衆衛生協会の緊密な連携のもとに、健康でかつ文化的な県民生活の建設に寄与することを目的とする」と書かれている。 そして事業の更なる拡充のためには、協会の基盤強化、つまり基本財産(会費積立金)の増加、そのための会員増加対策が急務とされている。 これを受けて県薬では、本年度新規会員加入目標を60名、市薬には13名が割り当てられた。この目標はともかくとして、今後とも協会々員増加を計らなければならないわけであるから、県薬も市薬も公衆衛生活動に対する考え方を明確に示し、理解を求めなければならい。なぜなら、従来は公衆衛生活動=学薬活動と見なされていたからである。 6.表彰に関する問題 「薬事功労」については説明を要しない。「公衆衛生功労」については、協会の事業の中で記したようにそこで選考されるので、協会の会員でなければ受賞の資格がない。今盛んに行われている健康フェア事業は、とりもなおさず公衆衛生活動であるが、これらで永年の功労があっても協会の会員にならなければ、受賞の対象とならないのである。 また「公衆衛生功労」と「教育文化功労」とは本来意味の違うものであるが、過去の受賞者を見ると同じ人が、同じ業績でもって両方を受賞している。つまり学薬活勤が公衆衛生活動の一端であるので当然の事とはいえ、表彰に関し学薬会員はかなり優遇されていることになる。 さて公衆衛生活動であるが、今後薬剤師会はなお一層力を入れていかなければならないのである。そこでせっかくならば対外的に数の力を示す意味においても、この協会に加入していただきたい。と同時に学薬の会員にもなっていただきたい。 平成2年度末現在で福岡市の学校数249校、これに対し学薬会員は103名に過ぎない。この現実を一度考えていただきたいと思う。最後に本文と関係のある平成2年度表彰関係は次のとおりである。 (教育文化功労) (公衆衛生功労) | |
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女子薬総会に出席して 女子薬剤師会 松本 紀子 紫陽花の雨が似合う6月30日、周船寺の竜松寺に会員20数名が集まり女子薬総会が行われました年間事業報告、会計報告も滞りなく済ませ、三津家先生の御挨拶をいただき、誠に和気あいあいとした雰囲気の中、竜松寺和尚様の御馳走談議に皆真剣に耳を傾けました。 最近のファーストフードばやりの中、子供達の肥満、ひいては成人病の若年化が危機感を持って言われております。こんな時、日本古来の食事の在り方は心に浸みるものがありました。春は苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は油を心して喰人とはよくいったものです。これがそのまま子育てにも繋がると思うのは、もしかして、今の母親達がもっと日本食を勉強して、その意味する所を知れば、甘味や偏食による自閉症の子もなくなるのではないかと思ったり致しました。 新聞によれば女性が生涯に生む赤ちゃんの数は、昨年、過去殼低の1.53人になり、七年後の平成10年には史上初めて老年人口(65才以上)が幼年入□(0〜14才)を上回ると言われ高齢社会への移行が加速されつつあります。又、脳死と臓器移植の問題も難しく欧米の様には進みそうにありません。この飽食の世の中、やはりここで日本人の原点と言うか、そういう所に戻って考え直して見るべきなのではないかと思ったりいたしました。 そして、人間は心配り、気配りを余裕をもって行い、間違ってもこころ遣い、気遣いの様に余裕のない事ではいけない。従って、気のついた時、気のついた事を、気のついた人がすれば良い。そうすれば心の触れ合いが出てくるというお話は非常に説得力のあるものでございました。 和尚様の一生懸命の精進料理を食し、心のそこから笑い、外の雨をはじくが如き、女子薬の前途明るき一日でありました。 | |
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【支部だよリ】 早良区薬剤師会 〔第6回総会〕 日 時 平成3年5月11日 午後4時 議事 懇親会 博多区薬剤師会 [総 会] 日 特 平成3年5月18日 午後5時 上記のように博多支部総会が開催されました。支部長挨拶。三津家会長及び木村県薬専務理事の挨拶の後、議事に入り、提出された報告事項、並びに議案は全て承認され、とどこおりなく終了しました。 会場を移しての懇親会には、博多支部選出の県議・市議を迎え、なごやかな中、全てのスケジュールを終了しました。(文責 鶴原) 南支部 〔平成3年度総会〕 支部長 大庭 秀臣 日 時 平成3年5月27日(月)午後7時 議事 平成3年度活動方針 〔部会長会議〕 | |
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【会議報告】 〔三役会〕 1.会長あいさつ 〔第2回理事会(通算220回)〕 日 時 平成3年5月17日(木)午後7時 1.会長挨拶 2.会務報告 冷川専務理事 3.協議事項 〔3回理事会(通算221回〕 日 時 平成3年6月25日(火)午後7時 1. 会長あいさつ 2. 会務報告 冷川専務理事 3. 委員会報告 各委員長 4. 関連団体報告 各担当理事 5. 協議事項 〔支部長会〕 日 時 平成3年5月28日(火) 1.会長あいさつ 2.協議事項 | |
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委員会報告 【組織委員会】 日 時 6月12日(水)午後7時 議事内容 【薬局委員会】 日 時 5月10日(金)午後9時30分 議事内容 【学術委員会】 日 時 5月23日(木)午後7時 議事内容 【急患委員会】 日 時 5月10日(金)午後7時 議事内容 【広報部会】 日 時6月4日(日)午後3時30分 議事内容 | |
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部会連絡協議会 日 時 平成3年6月1日(土)午後4時 1.会長あいさつ 2.報告並びに協議事項 | |
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三師会主催 助役・衛生局長就任歓迎会 日 時 平成3年5月29日(水)18 : 30 今回は医師会の当番で、加藤助役、穂屋下衛生局長の就任を祝って、三師会が開催された。和やかな内に親睦の集いがもたれた。 | |
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緊急REPORT 調剤報酬Upを得る為に? 社会保険委員会 小野信昭 第2回地区指導者研修会に参加して思うこと 福岡市薬剤師会では、面分業の端緒となるべき、国立福岡中央病院と内科医会との分業を中心に押し進めてきました。国立中央病院は、会員の皆様及び病院側の深いご理解の下に、H3年6月は院外処方箋発行枚数954、12%以上を達成出来、毎月増加しています。 内科医会との分業においては一部を除いて不本意ながら順詞とは言えない状態です。 来年4月の薬価算定においては「バルクラン方式」から「加重平均プラス一定価格幅方式」に変更されます。 薬価差は、今まで「潜在技術料」と言われてまさに潜んで、建前上存在しないものでしたが、取引価格の一定のバラツキを認めると共に、安定供給を計る為に、一定の薬価差を認める事が大きな変更点です。そうなると、来年度現実の薬価は約20%ダウンして平均的に薬価差も20%を切って来るでしょう。 6年後には現実の薬価の半値になるものが多数出てくると思われます。経営上薬価差益に依存している体質の所は大きな打撃となるでしょう。 我々薬局は言うに及ばず、薬剤比率の高い診療科目を始め独立採算制をとっている病院の院内薬局は経営上の存在価値を大きく低下させることは必死です。院内薬局は入院患者のもので、200点業務等のより高度な医療サービスを充実させ、外来患者は院外処方箋と言うことに踏みきらなければ肩身の狭いことになるでしょう。 既に、国立栃木病院では、皮庸科に続いて6月から産婦人科で、患者側から院内調剤の希望がないかぎり原則院外処方箋に踏みきっています。原則、外来患者は院外処方箋という大病院が最近増加しているのは、この2〜3年を見越してのことでしょう? さて、こうなると、処方箋を受ける側の我々薬剤師はどうすればいいのでしょう? 今、なぜ、分業が必要かと考えれば自ずから出てくるのではないでしょうか。 中医協において分業は、経済的に高くつくと言われている面もありますが、厚生省に於ては「医薬分業と医療費シュミレーション」の結果、医療費抑制の面からも、21世紀をめざした医療供給体制の中で、「医薬分業]は、重要な基本政策の一つに位置ずけられています。 厚生省の各局の対応としては、薬務局は、患者に対する過剰投与や重複投与のチェックといった「良言の医療」の観点から。保険医療局は、患者待ち時間短縮等の「患者サービス」の観点から。保険局は、医療費抑制のため、「効率的かつ良質の医療」という観点から色々な施策が打ち出されています。国立福岡中央病院からの院外処方箋発行もこれらの施策の一つです。 一つの医療機関で、そうそう過剰投与や重複投与が有るとは考えられません。しかし、老齢化社会を迎える21世紀には、今までの医療体制で行くとすれば、多科受診 による過剰投与や重複投与は避けられない問題になるでしょう。色々な機関でこの問題について調査、討議されているようです。 上田、三鷹がモデル地区として実施している「在宅老人医薬品使用安全対策と区別事業」もこれらの諸施策の一つです。医療は、国民の為に有るものであって「医薬分業]も、質を問われる時代に入っています。 「医薬分業」に代わってチェック機能を持つ医薬品供給ンステムとしてはICカードを利用したものや、コンピューターによる中央管理システム等も考えられています。以上のような情勢を考えますと、今後、調剤フィーのアップを要求する場合、面分業を標榜し、処方箋の発行枚数の増加を願う我々薬剤師は、漫然と基本料や加算のアップを言 うことは難しい時代に入っています。 薬剤に関する専門的知識と、薬剤師としての職能に立脚したフィーを第一に考えなければなりません。「投薬特別指導料」「薬剤服用歴管理指導料」がこれに当たります。所が、残念な事に、各地区の共同指導に於て、「投薬特別指導料」や「薬剤服用歴管理指 導料」に値しないものが、散見されています。逆にこれらのフィーが危うくなるのでは、と日薬の社会保険委員会では心配しています。フィーを請求するからには書面として証拠を残しておかなければなりません。いくら知識を持っていても駄目なのです。 又、個々で、やっているから、それで良とする訳には行かない問題です。全薬局面が最低のレベルをクリヤし、そのレベルを上げて行くことによって、フィーのアッブが要求しやすくなるのです。 福岡市薬剤師会ではこのために、色々な研修を考えています。実際の業務に当たっておられます諸先生方に、「投薬特別指導料」「薬剤服用歴管理指導料」の重要さをしっかり理解して頂き、実行して行かなければなりまぜん。 経済的、時間的に無理のない形で、研修して頂くため、市薬で行われる研修は、出来るだけビデオで収録し、会員の皆さんに貸し出し出来るシステムもほぼ、出来ました。 8月からは、新卒の先生及び調剤業務から長く遠ざかっておられた先生の為の研修も開始いたします。 今後、研修、研鑽を積み上げられない方は、保険薬剤師としての保険医療の中に居辛い時代の入□に今、立たされているのです。 | |
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福岡市薬剤師会薬草観察会 日 時 5月26日 午前10特30分〜午後2時30分 昨日までの雨も止み好天に恵まれ、家族連れの参加者が多く、冷川襄先生の薬草の説明を聴きながら山歩きを楽しんだ。昼食は博多湾を見下ろしながらバーべキュウーに舌つづみを打ち、会員の方々は満足の様子であった。なお、今宿野外センター内に薬草園がありますが、人手不足で荒れています。薬剤師会への協力依頼がありました。 会員の皆様で同好会を組織し、薬用植物園を立派に作り上げてはどうでしょうか?皆様方のご意見を薬局委員深江(TEL092−921−1199)まご連絡下さい。 観察できた主な薬草 | |
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【お知らせ】 市薬学術講演会ビデオテープ貸出し! 薬局担当常務理事 深江 暉夫 福岡市薬剤師会に於いては、学術講演会ビデオテープを講師の先生、薬剤師会員のご協力により作成し、貸し出しております。学術講演会に出席したくても店が忙しくて出席できなかった会員の先生方を対象として貸し出します。会館に備えています貸出し書類に記入し、返却時には必ずアンケート用紙にご回答下さることを貸出し条件とします。 会員に好評であれば益々充実していきたいと思います。是非一度ご利用下さい。 尚、現在在庫テープは次の通りです。 〇学術研修会 1.高血圧治療における薬物療法 2.消化性潰瘍治療の新しい展開 一特にオメプラゾールについてー 3.漢方学術講演会 腎不全と漢方薬 4.小太郎漢方学研究会 虚実論 5.薬物療法研究会 「消炎鎮痛剤の最近の話題」 | |
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【同好会のご案内】 ☆マージャン同好会 世話人 深見 俊彦先生 ☆アウトドアライフ同好会 「NATURE」会員募集中 ☆FBS'91手作りイカダまつり 出場決定!! ☆那珂川クリンキャンペーン 手作りイカダまつり'91 日 時 平成3年8月17日(上)、予備日8月18日(日) 入会に関しては下記事務局まで | |
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【新刊紹介】 『福岡県の植物』 このほど出版された「福岡県の植物」という本をご紹介します。この本は市薬の冷川専務理事も執筆者の一人であり、なかに冷川先生が紹介した薬草も記載されています。また、東支部・馬出部会の柴田伊津郎先生、南部支部・大橋部会の末田順子先生も、この会の会員として活躍されています。薬草観察の際にはぜひお持ちになり、冷川先生の説明を聞くときに、チラッとこの本を見ると、どんなにか分かりやすいのでは?…と思います。 本の内容については6月25日、西日本新聞・県内版に掲載されたものが分かりやすいので、ここに転載して紹介に変えます。なお、冷川先生、末田先生に申込まれますと2、160円で買えます。 | |
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<訃 報> 波多江 敬三先生 享年 41才 昭和47年 福岡大学薬学部卒 福岡市薬剤師会の早良支部副支部長をつとめておられました波多江敬三先生が6月5日亡くなられました。謹んで御冥福をお祈り致します。 弔 辞 今は亡き波多江敬三君のご霊前に、早良区薬剤師会を代表して、謹んでお別れの言葉を申し上げます。 昨年の秋、入院されたというお話をお聞きしまして、一日も早いご回復を願っておりましたが、6月5日の夜訃報に接する事になりました。41歳の若さで不帰の客となられ、人の世の定めとはいえ、誠に痛恨の極みであります。 今ここにかけがえのない同志を失い、永遠のお別れをしなければならないことを思いますと、会員一同深い悲しみに包まれて言葉もありません。 波多江君は開局薬剤師として以来16年、旱良区薬剤師会の中心人物として、数々の業績を残されました。早良区薬剤師会では、副支部長、そしで会計を兼務され、一人で走り回られたこともしばしばで、今日旱良区薬剤師会の隆盛を見ましたのも、ひとえに波多江君のお陰であります。 波多江君のひょうひょうとした中にも、まじめで、ひたむきな努力が会員をここまで、引っ張ってこられたと行っても過言ではありません。 また学校薬剤師としても地域児童生徒のための環境衛生向上に、献身的に尽くされました。そして、微生物学の専門家として、学校薬剤師会の事業であるプール水の検査、又学校飲料水の検査にも多大の功績を残されたのであります。 波多江君は、早良区薬剤師会においても、また福岡市薬剤師会においても、これから大いに活躍して頂かねばならない人材であっただけに、このように早くお別れしなければならないことは、残念な思いでいっぱいです。 残された我々会員一同は、波多江君が示されたご意志に沿うとともに、その情熱ある行動を範として、一丸となって努力して参る覚悟でございます。 奥様の懸命な看病とご回復へのお祈りもむなしく旅立たれたことに対しましては、何と申し上げてよいものか、お悔やみの言葉もありません。 波多江君。残された奥様、そしてまだ小さいお子様の為にどうか天国よりお見護り下さい。 我々会員に対してもご加護あらんことをお祈り申し上げまして、お別れの言葉と致します。 平成3年6月7曰 弔 辞 「波多江さん早すぎましたね本当に、早すぎましたね」去年、いつもの□調で「いい、呼吸器科しらん」と、電話があったとき、あれこれ話して、最後に「一枚でも国立福岡中央病院の処方滴ばもろうてきて、院外処方涯に、協力しましょ」と、冗談言い合ったのを、思い出します。 波多江さんは、薬剤師会では県の薬局委員会、支部、部会で、その他色んな研究会や、勉強会の要職で頑張っていました。 私は、医薬分業一本で、丁度、国立中央病院の院外処方涯の事で、悪戦苦闘していた時でした。 同じ年で、同じ大学で、同じ開局2世で、同じくらいの年齢に結婚して、同じくらいの時に2人子供が出来て、「子供が、もう少し大きくなって、もう少し時間が取れるようになったら薬剤師会ば、ガラッって、変えろうね、そのは、一緒にやろうね。」「お互い、子育てで、いそがしかけん、大変やね。」「まあ、お互い、頑張りましょう」と、別れるのが常でしたね。 愚痴を言い合ったり、励まし合ったり、慰め合ったり、色んなことで競い合って、今から10年でも20年でも、いつまでも本当の友達として、つき合いたかったあなたを、波多汀さんを、今、失った事は本当に残念です。 いくら、悔やんでも、悔やみ切れません。あなたの病気を知らされた後、学者肌のあなたに症状に付いて色々問われるのが、辛くてただ、頷くだけの、雨降りの日も、思い出されます。 会うのが辛いから、会わずにいた分、残された御家族に、御返しが出来るよう、あなたの友達であった皆で頑張ります。 おこった顔を思い出す事が出来ないくらい、温和で、少しシャイな、人付き合いの良すぎた、波多江さん本当に、安らかにおやすみください。 友人代表 | |
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【広報通信】 と っ て お き の く す り 箱 広報担当理事 木原 三千代 フクニチ新聞から執筆依頼の話があったのは昨年の7月、文化担当の女性記者・永津純子さんの電話であった。 彼女と初めて合ったのは、その2ヶ月ほど前。忘れもしない昨年6月12日。福岡市医師会広報担当理事の「今日は医師会のマスコミ懇談会。その後、記者さんを何人か連れて二次会を予定しています。出ていらっしゃいませんか、ご紹介しますよ」とのFAXを受信した日だ。 紹介された彼女は24才、文化欄を一人で担当しているということであった。その頃のフクニチ新聞の経営状態は思わしくなく、私が「ウチの会員さんにも、フクニチを取っているヒトがいますよ」といった時、彼女の目にあふれた涙は忘れられない。 7月中ごろ突然、『とっておきのくすり箱』に、12文字70〜80行で書いて下さいませんかと、彼女から電話があった。市薬会報の編集後記しか書いたことがない私が、一般紙に!と、電話の彼女の声を聞きながら、できるかしら?とひたすらドキドキ。彼女からの電話がある前に、市医師会の山本先生から「フクニチの記者を行かせるから、彼女とよくご相談なさってください」とのFAXを受信していたが、まさか本当に執筆依頼がある何て思ってもみなかった。 新聞社がこんな状態の時に、連載なんか始めてどうするんだとデスクに言われたけど、いま入っている"コラムランダム"は健康欄には合わないので、ぜひお願いしますとの永津記者の熱心なお誘い。とりあえず書いてみるので使えるようだったら、ということで引き受けることにした。 ところで、福岡市医師会・健康教育委員会とフクニチ新聞とのお付き合いは11年にもなられるとか。新聞社の経営状態が悪くなってからは、勿論原稿料なし。お忙しい診療の合間に、相当の時間を費やして書かれていると思うのに。このような所にも医師会の一般社会への対応が伺える。 その彼女も、「フクニチが再建されたら、ぜひ、また何かお手伝いがしたい」との言葉を残して、昨年11月退職した。会社のクルマを使わせてもらえないからと、いつも50CCのバイクに乗っていた彼女。午後11時、今から社に戻ってし残した仕事をしますと頑張っていた彼女。10月に西日本新聞から、『クスリの話』の原稿依頼がきた時も、続けて下さい、どうしても書けないときはお手伝いしますから、とまで言ってくれて。彼女との出会いがなかったら、毎月第一週目だけはお断りしたものの、とても週一回で一年間もの連載はできなかったと思う。 永津記者と始めた「とっておき…」も、この7月で一年、37回を数える。彼女の後、文化欄を担当している松田記者と相談して、8月より九大病院副薬剤部長の樋□先生、子供病院薬局長の市花先生にも参加してもらい、新しく「とっておきのくすり学」というタイトルでスタートさせることになった。樋□先生には、九大薬・公開講座の日に、おそるおそるお願いをしてみた。ところが、「薬剤師職能の社会還元ですから、お手伝いしますよ」心良く引き受けてくださった。按ずるより……である。 もちろん、新しい「とっておき」の最後には、(協力:福岡市薬剤師会)の文字が入ることになっている。 | |
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『談 話 室』 専務理事 冷川 襄 昨年からこのコーナーを作り、投書を待っていましたが、きませんでした。先月はページ数の関係で休載いたしました。今図初めて投書が届きましたので、ここで回答致します。 このほど疑問な事がございますので、"談話室ででもお答えいただければ幸いです。
「回 答」 1. これは昨年の通常代議会の結果に関して、開多支部から出された要望書です。この件については、その後5月28日支部長会が開催され、臨時代議員会を開催することが確認されました、6月14日臨時代議員会が開催され、松技茂雄先生が副会長に就任されました。博多支部に文章による回答や、どうしますという約束はしていませんが、事態は目然に解決されています。ですから、とりたてて、博多支部に対する回答書は出していません。ただ、この間の支部長会や臨時代議員会の内容は、市薬会報(平成2年7月号)P.27およびP.24に掲載してあります。 2. この件に関しましては、ご指摘の通り改めさせて頂きます。 福岡市薬は他県の県薬と変わらない規模となっています。ですから、末端で先生方がどういう問題に悩み、どういう点が理解されずにいるのか、つかみにくい状態になってきています。問題点や不明の点がありましたら、遠慮なく、専務宛てに投書して下さい。いろんな事業を進めるためには、絹織が強くなければ出来まぜん。組織強化は一人一人の先生方が意見を持たれ、それを集約しなければなりません。県薬は3月の代議員会で定款が改正されました。そうしますと子団体である市薬も定款をあつかわねばなりません。 それから、シーサイドももちのコートハウスの利用方法も答を出さねばなりません。市薬のかかえる問題は沢山あります。どうかお気づきの点はどしどしご提言下さい。 | |
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会務日誌(平成3年5月、6月)
5月7日 社促委員・ 13:00 | |
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薬局実務研修テキスト販売について すでに、ご案内のごとく、市薬で薬局実務研修を行います。この研修会の為に、テキストを作成致しました。 作成に携わられた先生方は日頃それぞれのテーマで各地の研修会の講師として活躍されている方々です。お読み頂ければその内容の豊富さに驚かれると思います。 このテキストを市薬で販売いたします。部数に限りがありますので、入用の方は電話かFAXで早めにお申込み下さい。 | |
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【新理事紹介】 戸田 昭洋 常務理事 昭和19年1月生れ 47才 青谷理事が都合で辞任され、空席になっていた後をうめるべく常務理事に就任された戸田先生は、S.41年福岡大学薬学部卒業。総務(会営薬局問題)を担当されることになりました。 ご本人はアキヒロだといいますが、三津家会長は、もっぱら「しょうようさん」と呼ばれます。薬局の名前の「上人橋」はお上人(しょうにん)様から。お父様は戸田連城先生、ちろんお上人さま。薬剤師会の役員をなさっていました。 戸田さんは新理事とはいっても、古賀会長の時に組織担当の常務理事でしたから、ご存知の方も多いと思います。実は、本年度初めから会報の編集をしてくださる方を何人かお願いしてみたのですが、皆さん広報と聞くと体良く断られました。戸田さんは福大三回生。私は二回生ですから私の後輩にあたります。背伸びしすぎた広報担当理事が、2月に続いて6月にもダウンしたのを見兼ねて、広報も手伝ってくれることになりました。 7月号は、原稿依頼を私がしておりましたので編集までは致しましたが、校正からほとんど一人でやってくれました。本当に心強い後輩です。みどり薬局・大黒先生の原稿を見るせると、早速「9月号に『再販制度撤廃』の特集を組みたいから9月号の分に残しておいてくれ]とのこと。福岡市医師会報を読むたびに、市薬会報でも特集記事が組めたらと思っていましたが、私の願いが何とか実現しそうなので大いに期待しています。 この新理事さん。9月号からは思う存分に編集してくれるものと思います。原稿依頼がありましたら、どうぞお断りにならないでお付き合いください。(木原) | |
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第一薬科大学同窓会 公開卒後教育セミナーのごあんない 日時 平成3年9月16日(祝) 演題と講師 | |
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[From Editor] ○山笠があるけん博多たい! ○今回は特別寄稿を穂屋下衛生局長にお願いしましたが、その時お世話くださった、庶務課の中田さんから「局長のご挨拶の中に基準薬局とか、かかりつけ薬局とか出てきますが、私は今年衛生局に参りましたので分かりません。教えてくださいませんか」との電話があった。薬剤師会が一生懸命やっている基準薬局やかかりつけ薬局が、市民権を得るのは一体いつの日でしょうね。 ○市薬会報は50部ほど会員以外に送っていますが、なかに良かったとか悪かったなどと感想を言ってくださる方が何人かあります。読売新聞の藤野記者は「薬剤師や薬局がどのように見られているか、会員以外のヒトに書いてもらうといいと思いますよ」と。
○しかし、何と駆け込み原稿の多いことか。隔月発行の会報のために致し方ないが、小野理事の『調剤報酬Upを得る為に?』は、本来ならば巻頭言の扱いをしたい内容である。
また、第一薬科大の公開講座の案内は、第二校正をしている時に、南支部の大久保先生の電話が飛び込んできた。 ○今号登場の女性会員、橋□さんと坂□さん。どちらも子育て真っ盛りのオーナー。私もゴクゴク最近まではそうでしたから、頑張れコール!を送りたくなりました。 ○そういえば、先日体調を悪くして入院したとき、ドククーにご主人とは同居してありますかと聞かれ、主人が出張中のため付添ってきてくれた子供には、どういう関係ですかと言われた。これは、ひとえに薬剤師国保が独身扱いになっているためであり、決して下宿のオバサンに見えたためではないと信じたい。 ○しかし、きどった後記にしたつもりでしたが「どの辺がFrom Editor ? 」 平成3年7月31日発行(隔月年6回発行) | |
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