昭和53年9月15日 会報第2号
第一次処方せん発行強調週間アンケート集計表
53.8.10現在
支部部名 保険薬局 参加薬局 回答数 回答率%
東 34 25 28 82
博多 67 52 49 73
中央 72 51 56 78
西 71 64 49 69
南 37 36 28 76
合計 281軒 228軒 210枚 75%
[設 問]
1.今回の一週間分業に
参加した 159 参加しなかった 51
2.今後行なわれる場合
参加する 146 参加しない 2 分らない 62
3.一週間に受付けた枚数(但し、歯科並びに従来より受付の枚数を除く)
計 663枚
近隣医から 582枚 他地区医から 81枚
4. 主な発行医院
内科・小児科 27 婦人科 5
外科 4 クリニック 3
耳鼻・眼科 8 その他・科不明 14
皮膚科 5 合計 66
5. 今後引続き処方せんを発行すると思われる医院
ある 25 ない 90
6.この一週間DIセンターを利用
した 8 しなかった 98
7. 備蓄薬品について主な順位を( )に記入して下さい
A 医院より借用又は買取った( )……@ 8 A 8
B 調剤薬局より分割してもらった( )……@ 14 A 5
C 市薬の薬品センターを利用した( )……@ 3 A 7
D 問屋から仕入れた( )……@ 39 A 18
E 殆んどの薬品は備蓄していた( )……@ 33
F 備蓄依頼なしに処方せんが出されて拒否せざるを得なかった( )……3
G その他( )近隣で融通しあった
8. 期間中トラブル、苦情、困ったこと、その他意見を記入して下さい。
[薬剤師師会に関するもの]
・保険薬局備蓄薬品リストがためになった
・市薬薬品センター-の備蓄薬品リストを知らせてほしい
・市医師会、歯科医師会の名跡をコピーしてせめて部会に一冊配布しておくべきであった
・全保険薬局の今度の対応についてディスカッションをやってもらいたい
・薬局からの小分け要請2件、電話予約なしに来局されたところあり、電話で紹介予約してから来てほしい
・薬品センターに備蓄がない薬品で困った
・市薬も大変よくされたと思う。当仁、簀子では保険薬局の所在地図と処方せんを持参して喜ばれた
・保険薬局でありながら今回参加しなかったところは取消しの処分をすべし
・問屋が間違ってきたもので開封したものは何とかならないか
・今後この様なことがある場合、ドクターと我々の部会を合同で開催するか、上層部で話し合いをもっと煮つめてからにしてほしい。ドクターもとまどっている人が多い
・店に薬剤師が2名ほしい。常に薬剤師在店が必要だし、1人では今後の分業受入体制に無理があると思われた
・近隣医の発行の意志確認ができなければ薬品の常時備蓄は不可能。会営の備蓄センターを兼ねた調剤薬局を希望する
・トップレベル(医師会対薬剤師会)のキレイ事は地区の実情に適合しない面が多く、その辺の実情を充分考慮して対処してほしい
・医師は患者が処方せんを下さいと云えば今後とも出すとのこと、市薬として新聞他もっと国民へのPRを考えてほしい
[医師会側に関するもの]
・調剤専門薬局4軒に問合せてもない薬の処方せんが来て結局その医院に貰いに行き配達したが非常に困った
・医院より前もって、処方せん発行薬品リストが得られず、備蓄がなく患者を待たせることになり迷惑をかけた
・近隣の医院に処方せんをもって訪問したが反応は殆んどなかった
・分業を前向きの姿勢で考えていこうという約束を得た
・2〜3医院を廻ってみて結局処方せんを発行するようになるにはまだまだ時間がかかると思った
・医師を訪問して門前払い的扱いを受けた
・医師会の考えが医師個人に全く通じていない。医師会はもう少し会員指導をしてほしい