福岡市薬剤師会

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市民のみなさま

「急患診療」に従事する「薬剤師」をご存じですか?

感染症は、冬季に多い傾向ですが、ときに爆発的な流行となることがあります。みなさまも一度は感染症を罹って辛い思いをされたことがあるのではないでしょうか。

昨年末から新年までのインフルエンザ大流行はまだ記憶に新しいと思います。「薬剤師」も他の医療従事者とともに、毎年広がる感染症と闘っています。

数年前に遡りますが、2019年度末からの新型コロナウイルス感染症では、当初、確立された対策がない中で、人類は未知の敵と戦う状況に直面しました。その最前線に「急患診療」がありました。爆発的に増加する感染症の脅威に対し、逃げ出したくなる状況であったにもかかわらず、医療従事者は勇気を持って立ち向かいました。その中に「薬剤師」も居ました。

 

感染症に限らず、あらゆる疾病は世界共通の課題であり、治癒するものもありますが、完全に克服されることは少ないのが現状です。日々が平穏であることが望ましいものの、疾病は突然発症することもあり、時間を選びません。

薬剤師法には、「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上および増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」と記されています。薬剤師は国から付託された資格であり、地域を守る重要な役割を担っています。

社会が求める薬剤師・薬局の役割として、休日や夜間を含む開局時間外であっても、調剤及び在宅業務に対応できることが望まれています。「急患診療」もそのひとつ。世間が寝静まる時間外での対応が求められ、365日休むことはありません。このように、「急患診療」は地域を守るための重要なインフラであるといえるでしょう。

 

急患診療センター・急患診療所について(福岡市HP)

https://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/chiikiiryo/kyukyuiryo-syobo/6820_2.html

急患診療センターを受診する前に!(福岡市医師会HP)

https://www.city.fukuoka.med.or.jp/facilities/

 

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