医薬研究ふくおか 第100回記念講演会・祝賀会開催!
日時:令和 6年 9月 28日(水)18:00〜21:00
場所:ソラリア西鉄ホテル福岡 8階
参加人数: 48名
遡ること26年前、平成10年の1998年。
長野オリンピックが開催された年です。
医薬研究みなみとして発足した現・医薬研究ふくおかは
2024年9月28日を持って第100回記念講演を迎えました。
本講演会で医薬研究ふくおかがなぜ発足されたのか、発足にあたり
どのような事が期待されたのか、など本研修の歴史に携わってこられた
先生方がそれぞれのお立場でお話ししてくださいました。
そのような背景を知ると今後、薬剤師として研修会に参加する上で吸収する知識の幅が
広がるように思います。
国立病院機構福岡病院院長 吉田誠先生がご自身が注目している論文から抜粋された
今後、誕生が期待される喘息の治療薬のメカニズムや喘息の薬のラインナップの変化の歴史。
現在、メジャーになっている薬のエビデンスなど薬剤師として自身のレベルの爆上がりを
毎秒感じれるようなたくさんの貴重なお話を聞くことができました。
医療人として、喘息死を限りなく0に近づけるための真摯な
積み重ねは、過去の喘息による死亡率を振り返るとその数字が下降線をたどり続けている
という事実で実を結んでいます。
私たち薬剤師が喘息治療の質の高い知識を身に付け
喘息で苦しむ患者さんを1人でも減らせるように指導して行くことで先人の先生方の真摯な積み重ねのバトンをつないでいこうと思います。
講演後は、美味しい食事とともに話題の尽きることのない楽しい祝賀会が行われました。