福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

アカマツ

マツ科
アカマツ
学会名 Pinus densiflora Siebold et Zuccarini
生薬名 松葉(マツバ)・松脂(マツヤニ)
薬用部 葉・樹脂
利用法 民間薬:高血圧の予防に松葉酒を服用。樹脂を粉にし不老長寿の目的で内服。
特徴 北海道南部から屋久島以北及び朝鮮半島、中国東北部に分布し、山野の日当たりの良い場所に自生又は植林される常緑性針葉高木。
樹高30〜35m。同属のクロマツは海岸に自生する。葉は細長い針状2本の対となる。樹皮は赤い。4〜5月、枝端に雌花、その下部に雄花をつける。10〜11月、球果(マツボックリ)になり、マツカサとして飾り物に愛用されている。
また、神を待つ木ということから正月の飾りに松竹梅として使用されている。
また、根にマツホド(キノコの一種)がついて塊状の菌核を形成し、これを茯苓といい、漢方薬に使用される。
由来 クロマツに比べて樹皮が赤っぽいことから、マツは万葉集の麻都による。
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