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福岡で観察できる薬草

シマカンギク

キク科
シマカンギク
学会名 Chrysanthemum indicum Linne
中国名 野菊
生薬名 キクカ(菊花)
薬用部 頭花
利用法 民間薬:風邪、胃腸炎、湿疹、高血圧、腫れものに煎服。花を油に漬けて傷に外用。 漢方薬:釣藤散、杞菊地黄丸、滋腎明目湯。
特徴 本州近畿地方以西、四国、九州及び朝鮮半島、済州島、中国、台湾に分布し、山地、丘陵地の道ばた、林などに自生する多年草。草丈30 〜60cm。10 〜12月、淡黄色の花を咲かせる。菊は古くから重陽の節句に使われ、また菊人形などでも親しまれている花である。園芸種の小菊の原種とされる。香りが良く安眠用に枕に詰めたりもする。別名アブラギク。
由来 島の寒いところに咲くキクということによる。しかし、実際には海岸には少なく、牧野植物図鑑ではアブラギクを正式名としている。

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