ネナシカズラ
ヒルガオ科学会名 | Cuscuta japonica Choisy |
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中国名 | 大菟絲子 |
生薬名 | 菟絲子(トシシ) |
薬用部 | 種子 |
利用法 | 民間薬:滋養強壮、腰痛に煎服。ソバカス、あせもに外用。薬用酒としても服用。 漢方薬:五子衍宗丸、菟絲子丸。 |
特徴 | 日本全国及び朝鮮半島、中国、アムールに分布し、山野に自生する寄生植物のつる性1年草。芽生え時は土中に根をはり、細い茎を伸ばして寄主植物に巻きつき、吸盤で養分を吸収し、根も葉もなくなる。8〜9月、筒状の白色の小花を多数咲かせる。果実は10月頃、完熟直前に採取する。最近は外来種が多くなっている。 |
由来 | 寄主植物に寄生根を出すと、その下のつるは枯れてしまって、根のない状態になることによる。 |