福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

ジャノヒゲ

ユリ科
ジャノヒゲ
学会名 Ophiopogon japonicus Ker-Gawlel
中国名 麦門冬
生薬名 (局)バクモンドウ(麦門冬)
薬用部 槐根
利用法 漢方薬:麦門冬湯、滋陰降火湯、炙甘草湯。
特徴 日本全国及び中国、朝鮮半島に分布し、山林の日陰に自生する多年草。庭にも下草として植えられている。草丈5〜 30cm。7〜8月、10 〜30cmの花茎を出し淡桃色の花を咲かせる。11〜12月、濃青色のつやのある丸い種子をつける。種子はハズミ玉と呼ばれ、遊びに使われていた。
別名リュウノヒゲ。同属のヤブランも同じように用いられ、大葉麦門冬という。
由来 細長い葉が根茎から叢生している様が龍(蛇)のヒゲに似ていることによる。

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