オオイタビ
クワ科学会名 | Ficus pumila Linne |
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中国名 | 薜茘 |
生薬名 | 茎:絡石藤(ラクセキトウ) |
薬用部 | 茎、種子 |
利用法 | 民間薬:リウマチ、神経痛、下痢に煎服。 漢方薬:絡石湯、霊宝散。 |
特徴 | 本州、四国、九州、沖縄及び中国の山東、安徴、江蘇、広東、浙江、福建、台湾に分布し、山の斜面の樹木の間や崖に自生する常緑つる性木本。 葉は厚く常緑で光沢がある。7〜10月、イチジクと同じく、実のように見える壷形の器官の内面に微小な花を密生して咲かせる。外から花が見えないので、熟してない果実のように見える。 なお種子を王不留行としているが、ナデシコ科のドウカンソウの種子が本来の王不留行である。 |
由来 | 同属のイタビカズラに似ていて葉も果実も大きいことによる。 |