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ヒメウコギ

ウコギ科
ヒメウコギ
学会名 Acanthopanax sieboldianus Makino
中国名 五加
生薬名 五加皮(ゴカヒ)
薬用部 根皮、葉
利用法 民間薬:腹痛、冷え症、疲労、関節リウマチ、老人の足腰の弱り、小児の発育不良に煎服。中国では不老長寿の目的で薬用酒として服用。 漢方薬:五皮飲、増損建中湯。
特徴 中国大陸原産で、日本全国及び朝鮮半島南部に分布し、山野に自生する落葉性低木。樹高2〜3m。雌雄異株。つる植物の様に見えるが幹から枝が分枝し、ときにはトゲがある。葉は複葉で手のひら状に分かれる。5〜6月、淡緑色の小さな花を短枝の先に咲かせる。
同属のケヤマウコギ、ウラゲウコギも自生し、同様に使われる。
由来 中国名の五加が唐音でウコと読まれ、木をつけて「ウコの木」となったことによる。

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