福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

ヒシ

ヒシ科
ヒシ
学会名 Trapa japonica Flerov
中国名 ヒシノミ
薬用部 果実
利用法 民間薬:健胃、滋養強壮、解熱、解毒に煎服。
特徴 北海道から九州及び朝鮮半島、中国、台湾に分布し、池や沼に自生する水生1年草。細い茎を伸ばし、葉を水面に浮かせる。葉は茎の先端にまとまってつき、付け根は空気を含んだふくらみがある。茎の節ごとに細い糸状の根を出す。7〜10月、葉の間から白い花を咲かせる。秋に果実が熟し食用にもされる。中国の菱は別種である。
抗がん作用が期待されて、煎服されているが、科学的な裏付けは不明である。
由来 果実に鋭いトゲが2個ついていることを表わす緊(ヒシ)ぐの意味による。

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