ヒカゲノカズラ
ヒカゲノカズラ科
学会名 | Lypocodium clavaiun Linne var. nipponicum Nakai |
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中国名 | 石松 |
生薬名 | 胞子:石松子(セキショウシ) 全草:伸筋草(シンキンソウ) |
薬用部 | 胞子、全草 |
利用法 | 民間薬:関節の腫れや痛み、皮膚のしびれに煎服。石松子は丸薬の衣にしたり、皮膚病薬のパウダーとして股ずれ、湿疹に外用。 |
特徴 | 日本全国及び北半球の温帯に分布し、日当たりの良い場所に自生する常緑性シダ植物。茎は長く地面を這い、短い柄に2〜4個の胞子のう穂をつける。この胞子を集めたものを石松子と呼ぶ。ヒカゲノカズラは「古事記」のアメノウズメノミコトの腰みのとしても語られている。 |
由来 | 自生する場所によっては群落となり周りをおおって日陰をつくるという意味で付けられたといわれる。 |