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ハマボウフウ

セリ科
ハマボウフウ
学会名 Glehnia littoralis Fr. Schmidt et Miquel
中国名 北沙参
生薬名 (局)ハマボウフウ(浜防風)
薬用部 根、根茎
利用法 漢方薬:荊芥連翹湯、清上防風湯、大防風湯、防風通聖散(○局ボウフウの代用)。
特徴 北海道から九州及びアジア東部、北米西部に分布し、海岸砂地に自生する多年草。根も茎も地下にあり下に伸びる。葉は厚く光沢があり、三つに分かれた小葉は更に三つに分かれる。地上の茎には白い軟毛が密生する。5月、白色の小花をからかさ状に咲かせる。食用としても有名で若葉を刺身のつまなどに使う。別名ヤオヤボウフウ。中国では北沙参と呼ばれ、防風ではなく沙参として漢方処方に配合される。
由来 海岸に自生し、防風の代用として日本で利用されることによる。

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