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福岡で観察できる薬草

ドクダミ

ドクダミ科
ドクダミ
学会名 Houttuynia cordata Thunberg
中国名 魚腥草
生薬名 (局)ジュウヤク(十薬、重薬)
薬用部 全草
利用法 民間薬:利尿、緩下、血管強化に煎服。生の葉は、化膿性腫れもの、慢性鼻炎に外用。 漢方薬:五物解毒湯。
特徴 本州、四国、九州及び中国、ヒマラヤ、ジャワ、台湾に分布し、道ばた、原野に自生する多年草。草丈15 〜30cm。草全体に独特の臭いがある。これは乾燥すると消える。根茎は白色で地中を横に這う。5〜6月、穂状に小花を密生して咲かせる。花弁はない。花弁のように見える4枚の白い部分は、葉が変形したものである。
由来 十薬は、昔10 種類の薬効があったことから、又、ドクダミは臭気から毒溜(ドクダメ)とよばれ、これが訛ったことによる。

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