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福岡で観察できる薬草

サネカズラ

マツブサ科
サネカズラ
学会名 Kadsura japonica (L.) Dunal
中国名 南五味子(ナンゴミシ)
薬用部 果実
利用法 民間薬:鎮咳、滋養強壮の目的で薬用酒として服用。
特徴 本州関東以西から沖縄及び台湾、中国に分布し、暖帯の山地に自生する常緑つる性木本。葉には光沢がある。雌雄異株。6〜7月、葉の付け根に芳香のある花を咲かせる。11月頃、小さな球状の実をつけ赤熟する。別名ビナンカズラ。中国の南五味子は別種である。
由来 サネカズラは、滑り の意味でサナカズラと呼ばれ、サネカズラと訛ったことによるという説と、果実が美しく目立つことによるという説がある。別名のビナンカズラ(美男 )は整髪料として使われたことによる。

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