福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

カラスウリ

ウリ科
カラスウリ
学会名 Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim.
中国名 王瓜
生薬名 根:土瓜根(ド カコン)   種子:王瓜子(オ ウガシ)
薬用部 根、果実、種子
利用法 民間薬:王瓜子を催乳に煎服。果汁果肉をしもやけに外用。 漢方薬:土瓜根散。
特徴 本州、四国、九州及び朝鮮半島、中国に分布し、山林に自生する繁殖力旺盛なつる性多年草。雌雄異株。葉にはビロード状の白色の毛がある。7〜9月、夜に白い花を咲かせる。10 〜11月、朱赤色の果実を結ぶ。よく似た植物にキカラスウリがあるが、葉にツヤがあり、夕方明るいうちに開花し、果実は黄色となる事で見分けられる。
由来 果実の色が朱墨の原料である辰砂の鮮かな朱赤色に似ているところから唐朱瓜(からしゅうり)となりそれが訛ったことによる。

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