福岡市薬剤師会

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福岡で観察できる薬草

アマドコロ

ユリ科
アマドコロ
学会名 Polygonatum odoratum (Miller) Druce var. pluriflorum (Miq.)Ohwi
中国名 玉竹、萎蕤
生薬名 玉竹(ギョクチク)、萎蕤(イズイ)
薬用部 根茎
利用法 民間薬:病後の体力減退、咳嗽、口渇、多汗、多尿、肌荒れに煎服。 薬用酒としても服用。 漢方薬:加減萎蕤湯、玉竹麦門冬湯。
特徴 北海道から九州及び朝鮮半島、中国に分布し、山野に自生する多年草。
地下茎は横に長くのび細いひげ根を出す。地下茎の先端から1年ごとに1本の茎を出し、先が垂れ、切り口は六角形をしている。葉は互生し楕円形で黄緑色。5月頃、葉の付け根から、緑白色の花を下向きに咲かせる。果実は暗緑色。
由来 イモ状の根や根茎をトコロといい、トコロに似て甘味があることによる。

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