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福岡で観察できる薬草

ホオノキ

モクレン科
ホオノキ
学会名 Magnolia obovata Thunberg
生薬名 (局)コウボク(厚朴)
薬用部 樹皮
利用法 漢方薬:半夏厚朴湯、平胃散。
特徴 日本全国に分布し、山地の林中に自生する落葉性高木。樹高15〜20m。4〜5月、枝先に白色の香り高い大型の花を咲かせる。
材は下駄の歯や、家具材、鉛筆材として利用される。葉は30cmにもなり、古代には食物を盛る皿の代用とされ、現在でも飛騨高山の珍味、朴葉みそに使用されている。中国産の厚朴(唐厚朴)は、同属の別種である。
由来 ホオノキのホオは、物を包むという意味による。

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