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福岡で観察できる薬草

コハコベ

ナデシコ科科
コハコベ
学会名 Stellaria media (L.) Villars
中国名 繁縷
生薬名 ハコベ
薬用部 全草
利用法 民間薬:利尿、催乳、また産前産後に煎服。生の葉をカミソリまけ、 あせも、瘡傷、中耳炎、打撲に外用。茎葉の乾燥粉末を歯磨き剤とする。
特徴 世界中に分布し原野、道ばたに自生する越年草。茎は密生し、地面を這って伸びる。葉は対生で柔らかい。3〜5月、小さい白色の花をつける。春の七草のひとつハコベは、このコハコベとミドリハコベのことである。
由来 本草和名には、波久倍良(はくべら)の名がありこれが訛ったことによる。

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