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くすりのミニ情報【百薬百話】第7話「受験の心得にインフルエンザ対策も」

【百薬百話】西日本新聞隔週日曜日に好評連載中!!~平成24年10月14日より隔週日曜日に当会副会長である木原太郎氏によるくすりのミニ情報コラム【百薬百話】が好評連載中です。平成25年3月24日までの全11話を予定しております。~

平成25年1月27日に掲載された【第7話】受験の心得にインフルエンザ対策もでございます。

第7話「受験の心得にインフルエンザ対策も」

インフルエンザが流行するこの時季、人が集まる場所では特に感染の危険が高まります。万が一かかってしまった場合にはインフルエンザ治療薬を使うことになります。今は飲み薬、吸入薬、注射薬があり、かかったインフルエンザのタイプ、患者さんの症状や年齢、既往歴に応じて薬が処方されています。いずれの薬も感染後早ければ早いほど十分な効果が期待できます。
治療開始後すみやかに熱が下がり、元気になる方も多くいらっしゃいますが、まだ体の中にはインフルエンザウイルスがいますので、他の人に感染させる恐れがあります。元気になったからといって勝手に薬を中止することも厳禁です。インフルエンザかな、と思ったらすぐに医療機関へ行きましょう。
インフルエンザの流行期は受験シーズンと重なるので対策は欠かせません。センター試験も終わり、いよいよ受験本番。皆さん、夜遅くまで勉強の追い込みに余念がないことと思います。インフルエンザを予防するには、予防接種、栄養と休養、人ごみを避ける、マスクを着用する、帰宅時や食事前には手洗いとうがいをする、といったことが勧められています。堅く予防し、それでもかかってしまった場合にはできるだけ早く治療を受けて、入試を乗り切り夢をかなえましょう。
インフルエンザのことで、お知りになりたいことがあれば医療機関、かかりつけ薬局へお尋ねください。

(広報委員会 白本絵美)

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