2018.12.11.モバイルファーマシーの活用に関する協定締結式
2018.12.11.モバイルファーマシー活用に関する協定締結式
(一社)福岡市薬剤師会、第一薬科大学は、本日、福岡市とモバイルファーマシー活用に関する協定を締結しました。
災害時の医薬品供給の対応を充実するために活用される公共性の高い連携を目指した協定となります。
これまでの協議を進めた経緯や今後の取組みや抱負について第一薬科大学都築学長、福岡市薬剤師会田中会長、高島宗一郎市長がそれぞれ挨拶
<福岡市薬剤師会 田中泰三会長挨拶の要旨>
薬剤師・薬剤師会の社会貢献において、災害に対しての活動を、阪神、新潟、東日本、熊本、そして地元では朝倉の大水害で経験してきました。
その活動の中で、宮城県をはじめ他地域のモバイルファーマシーも目にし、調剤室の機能を持った災害時の車両として、特に災害時の初期段階でその機動力が効果を発揮することが分かっていました。
ただし、高価なものであり、薬剤師会単独での取り組みは難しく、福岡市長へ要望していた。同時に、第一薬科大学の都築学長にも、支援の相談をしていました。そのような中、特に都築学長から大きな後押しをいただき本日に至りました。
導入後は、災害時だけでなく、大学での学生教育、市民への防災啓発に活用できると思っています。
取材も多く、福岡市薬剤師会、第一薬科大学、それぞれ質問に応じました 今後の展望について、福岡の為に、また、いざという時に
支え合える体制作りの大切さについて更に話が続きました