節分といえば、恵方巻! 2023年の恵方は「南南東のやや南」です。
2月と言えば「節分」!
節分という言葉には、季節を分けるという意味があり、本来は季節の始まり日である二十四節気の「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のすべてを指します。
節分とは、一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事、といわれています。
日本においても古くから「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また「この時期は寒く体調を崩しやすい」邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われてきました。
また豆まきは、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあったようです。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがある地域もあります。
福岡市では「櫛田神社節分大祭」が有名ですね。
博多祇園山笠が奉納されることでも有名な博多の総鎮守・櫛田神社では、2023年1月15日(日)〜2月15日(水)、名物の「大お多福面」が設置されています。
昭和37年から設置が始まった福を呼ぶ「大お多福面」で、大きく開いた口を通って参拝すると、商売繁盛や家内安全のご利益があるのだとか。
近年では恵方巻もすっかりおなじみです。
恵方とは「歳徳神(としとくじん)」(別名で年神様や正月様)という神様のいる方角で、その年の縁起の良い方角とされています。
恵方は毎年変わり
2023年の恵方は「南南東のやや南」です。
最近では恵方巻もいろいろな種類があり、選ぶのも楽しみの一つです!
1年間の健康を願って節分行事を行ってみるのはいかがでしょうか?