福岡市薬剤師会

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第87回 東区薬剤師会研修会 

12月13日(火曜日)

第87回東区薬剤師会研修会を開催しました

今回のテーマは、抗凝血薬で、多分野で使用されている経口凝固薬について学びました。

はじめにバイエル株式会社よりイグザレルト錠2.5㎎の患者指導について製品情報提供をいただきました。

特別講演は「下肢血行再建術施行後の抹消動脈疾患(PAD)ならびに服薬指導について」と題し、福岡和白病院 薬局 井上哲主任にお話をいただきました。

                             

末梢動脈疾患を放置しているとどうなるか、死亡もあり得る疾患であることをチャートを用いて説明。疾患による自覚症状についても進行具合も併せて説明いただき、この疾患の特徴をわかりやすく説明いただきました。また、診断における検査内容など、聞きなれない疾患であるが、診断アルゴリズムを提示し説明していただいた。

抹消動脈疾患(PAD)の診断がついた場合、どのような治療アルゴリズムになるのか、また下肢血行再建術施行後とはどのようなものかを解説いただきました。

イグザレルト錠(リバーロキサバン)の新規適応追加を受け、抹消動脈疾患と動脈疾患に唯一適応が付き、下肢血行再建術施行後の動脈血栓予防に使うことができると説明。使用方法や使用のポイントを押さえ、治療終了のタイミングなどもお話しいただいた。

最後にまとめとして、当会学術委員の村田峰生より「特別講演を受けて新規経口抗凝固薬(NOAC)の服薬指導について」と題し講演した。

現在発売されている薬剤を比較し、薬剤師が注意しておかなければならないポイントをまとめ、検査時などの休薬期間、多剤からの切り替えに関し、休薬が必要か否かなどもまとめて紹介した。

術前休薬や服薬アドヒアランスなどは病院ではわからない。薬局での指導が大事で、病院との連携も大事であると感じたと話した。

出血リスクという重大なリスクが生じる可能性がある薬剤だからこそ、私たちは理解しておかなければいけないと感じた。

新しい適応のため、手探りでの使用であると井上主任も話していたが、新しい知識を入れるだけでなくその後の臨床に関してもしっかり把握することが大事で、そのためには患者フォローアップが大事であると感じた研修会であった。

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