くすりのミニ情報【百薬百話】

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【西日本新聞】百薬百話~災害とお薬手帳~

2016年06月27日


百薬百話(ロゴ)

熊本地震の被災地でも「お薬手帳」が活躍したことをご存知でしょうか。被災者の多くがお薬手帳を携帯し活用されていました。

もっとも役に立ったことは、お薬手帳を持っていることでスムーズかつ適切に飲んでいる薬の判別ができたということです。

お薬手帳は、あなたが使っている薬の名前・飲む量、飲み方・使い方、注意点などを記録するための手帳です。薬には同じ効果でも名前が異なるものや、名前が似ているが効果が全く異なるものが多数あります。そんな時は、お薬手帳の出番となります。

また、患者さんのお薬手帳を医師や薬剤師が活用させてもらうことで、薬の重複や飲み合わせなどによる副作用を防ぎ、患者さんがより安全に薬を使えるようになります。

一冊のお薬手帳に使用中の薬を全て記録することが大切です。病院や薬局ごとにお薬手帳を持っている人は一冊にまとめてください。毎回同じ薬でも、どのくらいの期間飲んでいるかを確認するため、継続して記録することもお忘れなく。

また、自分で購入した一般用医薬品や健康食品なども記録してください。手帳には、アレルギー歴、副作用歴、病歴を記入するページもあります。災害時にも役立つ大切な情報となりますので必ず書き込みましょう。

災害時にはお薬手帳の果たす役割は非常に大きなものです。災害時の命綱としてお薬手帳を普段から携帯し活用する習慣を付けてください。薬剤師は今後もお薬手帳の重要性を一人でも多くの人に伝え、「お薬手帳を持っておくが大事だ」「自分を守るためにもお薬手帳は重要だ」ということがわかってもらえるよう呼び掛けていきます。

「お薬手帳は1冊に」これが一番大事なことです。

無題

(広報委員会 委員 中島圭介)

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