うつ病対応力向上研修会
3月13日(日曜日)
うつ病対応力向上研修会が開催されました。
WEBハイブリッドで開催され約90人が受講しました。
1.基礎知識編
「うつ病の基礎知識」 福岡大学病院薬剤部 主任 佐々木 史香
2.対応編
「うつ病の診断と治療」 福岡大学医学部精神医学教室 助教 林 礼雄
3.連携編
「精神医との連携」 福岡市精神保健福祉センター 所長 川口 孝子
「薬物依存症における連携~薬物依存について知ってほしいこと~」 福岡市精神保健福祉センター 相談指導係長 家村 智和
4.実践編
「うつ病治療の実践」 福岡大学医学部精神医学教室 助教 北井 良和
5時間にわたる長丁場の研修でしたが、うつ病に関する理解が深まりました。
うつ病の薬物療法の服薬指導は、難しいと感じる薬剤師も多いのではないでしょうか。
薬剤師が積極的に関与することで、薬物療法がうまくいく事例はたくさんあるとのことでした。副作用の不安から、自己判断で服用を中止しない為にも、患者に寄り添ったフォローが大事であると感じました。
医師や行政と連携して、自殺の原因にもなる「うつ病」を早期発見し専門家につなぐ。
トレーシングレポートなどを活用し、患者のためにできることをする。医療従事者である薬剤師に求められるスキルであると感じた研修会でした。