節分
2月と言えば「節分」ですね。
節分という言葉には、季節を分けるという意味があり、本来は季節の始まり日である二十四節気の「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のすべてを指します。
節分とは、一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事、といわれています。日本においても古くから「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、立春の時期は「寒く体調を崩しやすい」邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われてきました。
また豆まきは、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあったようです。
福岡市では「櫛田神社節分大祭」が有名ですね。
今年は規模を縮小しての開催のようです
https://yokanavi.com/event/222441/
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがある地域もあります。
近年では恵方巻もすっかりおなじみですね。
2022年の恵方は「北北西微北」で、「微北」とは「やや北」のことです。 年によって方角が変わるのは暦の六十干支に関係していて、2022年は「壬寅(みずのえとら)」の方角なので「北北西微北」と定められました。
1年間の健康を願って節分行事を行ってみるのはいかがでしょうか?