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第6回 東区薬薬連携勉強会(第2回千早病院化学療法研修)

12月22日

東区薬剤師会、千早病院薬剤部 と共催で、

第6回東区薬薬連携勉強会(第2回千早病院化学療法研修)を開催しました。

千早病院より

「外来化学療法における薬剤師の関わりについて」と題し、薬剤部の阿部元昭先生に講演いただきました。千早病院内での対応についてお話しいただきました。外来で化学療法を行っている患者の副作用早期発見が困難であった事例を紹介し、薬局からの情報提供により副作用を早期発見し、問題があれば受診につなげてほしい。また、病院薬剤部から必要な情報を提供しますし、薬剤部から医師へつなぎますと話し、「連携がうまくいくことを願っています」と話されました。

薬剤師会より

「保険薬局における経口抗がん剤の服薬指導について」と題し、東区学術委員の村田峰生委員が話をしました。市薬で取り組んでいる「ICI(免疫チェックポイント)使用履歴確認シール」について紹介。あらかじめ確認しておきたい副作用の兆候、重篤なのか経過観察なのか、患者のレジメンに照らして確認して、病院に報告するとよい。

外来化学療法を受けている人への介入は難しいが、自宅療養中の確認をさせてほしいと一歩踏み込んだ声掛けが求められると思うと話しました。

 

講師の阿部元昭先生と千早病院の処方を多く受けているタカラ薬局千早店の長井直哉先生から、現場での状況などを報告してもらい、薬局薬剤師から処方提案した事例などをお話しいただきました。

 

 

最後に現地参加したメンバーでディスカッションを行い、意見交換を行いました。    

 

最後に千早病院薬局 渡邊裕子薬局長よりお礼と、この有意義な「薬薬連携研修会」を継続していきたいとのお話がありました。

患者のために薬剤師が連携することが大事であると皆の思いが一致した研修会でした。

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