東区研修会 糖尿病治療薬を考える
10月12日
東区研修会が開催された。
今回の研修会は市薬学術委員会より講師を招き
「糖尿病治療に関する薬局薬剤師による電話モニタリングの有効性に関する調査について」
と題し、市薬学術委員 林田諭氏(薬局はなみずき)が講演した。
林田氏は現在市薬が行っている研究の1つである「電話モニタリングがもたらす有効性について」事例や研究参加方法などわかりやすく説明。
血糖コントロールには服薬をきちんとする事、低血糖を起こさないことが重要な課題で、薬剤師の介入は効果的であると考えられる。
是非研究に参加してほしいと話した。
健康寿命を延ばすためにも血糖コントロールは重要で、そこにかかわる薬剤師のちょっとした声掛けが、患者の治療に対するモチベーションアップにつながる。
積極的にかかわるべきと感じた研修会であった。
また学術委員会 古賀常務と村田委員とで「糖尿病治療薬を踏まえ、2021糖尿病標準診療マニュアルをどう考えるか」と題しディスカッションを行った。
研修会前には、情報提供として、近日発売された新しい作用機序を持つ「ツイミーグ錠」について大日本住友製薬株式会社より詳しい商品説明があった。
糖尿病治療薬は近年新薬が多く発売されている。新しい薬の情報収集は大事!!